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真空断熱 HDボトル(キャプテンスタッグ)



キャプテンスタッグから、こんな素敵なボトルが発売されているとは知らなかった。

真空断熱の保温・保冷ボトル。色もシルバーのミラー仕上げだ。

価格もとってもリーズナブル。迷わず購入してしまった。


こうしたボトルはあれこれ持っているのだけれど、なかなか納得のいく物がない。

「帯に短し、たすきに長し」 容量・重さ・機能・デザイン。あっちをとれば、こっちが足らない・・・


現在、ツーリングで一番使用頻度が高いのが、左の写真の「klean kanteen」のステンレスボトルだ。

容量が800mlあるおかげで、水不足で困ることがほとんどない。やはりこれぐらいの容量が欲しい。

さっそく比較してみる。

●サイズ ほぼ同じ
●容量 ・klean kanteen 800ml    ・CAPTAIN STAG  600ml
●重量 ・klean kanteen 251g    ・CAPTAIN STAG  296g
●機能 ・保温、保冷なし             ・真空二重構造 保温、保冷あり         


直径もほぼ同じなので、ボトルケージもそのまま使える。

品名には、「ステンレス製携帯用まほうびん」と書いてある。

保温・保冷能力が書かれている。手持ちのサーモスのボトルと比べても遜色ない能力だ。


さっそくランドナーで試してみた。シルバーの輝きがとてもよくマッチしている。

ボトルは自転車のアクセサリーの中でも、ひときわ存在感が大きいだけに重要なアイテムだ。

ランドナー全体にマッチしたボトルでないと、せっかくの雰囲気が台無しだ。


その点では、まずまずの出来だと思う。目立つロゴも少なく、控えめな印象が気に入っている。

注意する点は、ボトルを取り出す時だ。


さすがに長さがあるだけに、そのまま上に持ち上げるとトップチューブにぶつけてしまう。

取り出す時はゆっくり手を添えて、フレームを守る様に引き上げる。逆に入れるときは簡単だ。


テストを兼ねて、ホットコーヒーとお菓子を持って近所の公園にやって来た。

淹れたてのコーヒーはアツアツで、気を付けないと唇をやけどしそうだ。

飲み口の口当たりは、熱いものに関しては決していいとは言えないが、冷たい物なら問題ない。


大きな飲み口なので、氷をどんどん入れられる。コンビニのロックアイスも問題ないだろう。

夏場の保冷機能は重要だ。冷たい飲料、氷を長時間保つことができれば、熱中症などのリスクも軽減できる。

とにかく、最近の日本列島は暑すぎる。今まで必要と感じなかったこうした保冷機能が、本当に重要だ。


輪行で帰りの車内でも、氷があれば素敵な「反省会」が楽しめる。

昔に比べて、本当に素晴らしいボトルがたくさんある。自分の使い方に合ったボトルが必要だ。

(購入 2023年10月)


おすすめ指数 ★★★★★