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USBホットアイマスク



4年前にアマゾンで購入した「USBホットアイマスク」。

目が疲れた時に、モバイルバッテリーにつないで目を温めると、とにかく気持ちがいい優れものだ。


USBケーブルをつないで温度と時間を設定すると、すぐにポカポカと温かくなってくる。

あまりに気持ちよくなって寝てしまうこともしばしば。気に入ってもう一つ買ってしまったほどだ。


アイマスクのチャックを開けると、中に薄い生地に包まれた発熱体が出てくる。

これがUSBからの電源で温かくなる仕組みだ。

買った時期によって生地の色が違うが、仕様は全く同じだ。


この発熱体を冬用グローブの中に入れたら、ポカポカと温かいのではないか?

そうひらめいて、さっそく試してみた。


真冬にバイクや自転車で走らなければならないとき、結構手の寒さは辛いものがある。

厚手のグローブだと操作しずらいし、市販の「電熱グローブ」はろくな物がない。

何かもっと具合のいいものはないだろうかといつも考えていた。


乾電池式の「暖房手袋」も持っているが、温かさ、使用時間など不満も多い。

このアイマスクなら・・・温度も、使用時間も十分だ。


普段はアイマスクとして使用し、冬場にはこうして「電熱グローブ」として使用することができる。

なかなかいいアイデアだと思ってるんですが、実際使った感じはどうでしょうか?


モバイルバッテリーをポケットにでも入れ、USBケーブルは袖の中を通す。

袖口で発熱体のコネクターとつないで準備完了。

左右のケーブルをバッテリーにつなぐので、端子が二口あるバッテリーが必要だ。


温度と時間をコントローラーで設定する。時間は最長30分なのがちょっと残念なところ。

まあ時間がきたらまたONすればいいだけなので、それほど不便ではない。


長い時間ずっと使用していると、低温やけどになる可能性もあるので、逆に30分ぐらいが安全かもしれない。

商品のタグには中国語で色々書いてある。理解できるのは5V、5Wということだけだ。


使用した感想としては、素直に「とっても温かい」という印象だ。

最高温度では熱すぎる場合もあるほどだ。

乾電池式ではこれほどの温度は感じることはできない。やはり製品自体の仕様、パワーが違う。


電源も容量たっぷりのモバイルバッテリーなので、ずっと同じ温度で使い続けることができる。

短いグローブだと、少々手首からはみ出すが、特に違和感はない。


手の甲だけを温めることになるが、50℃だとかなり温かく、指先まで次第に温かくなってくる。

ケーブルの取り回しが煩雑なので、脱いだり着たりする際は面倒かもしれない。


使う場面は限られるだろうが、バイクの通勤や、峠からのダウンヒルなどでは大活躍するだろう。

指先まで温かいと安全運転につながるし、心の余裕まで生まれていいことだらけだ。

(購入2017年12月)


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