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越えられなかった一泊二日のツーリング報告だ。


横浜−国府津−谷峨と輪行でやってきた。

記録がほとんど残っていなく、写真が数枚残されているだけだ。


「担ぎの名所」といわれるほどの難所「犬越路」を越えてみたかった。

難所、担ぎと言われると、行ってみたくなる程若かったこの頃。
 


駅を何時ごろ出発したのかわからず、その日は中川温泉 旅館秀山荘に泊っている。

初日は写真を見ると日も差し、吊り橋で遊ぶほど余裕の様子が伺える。
 


当初から中川温泉に泊まる予定であったのか? どうも思い出せない。

あまりに距離が短いから、なんでこの宿に泊まったのか・・・わからない。
 


覚えているのは、宿で食べた初めての猪鍋だ。

とてもやわらかく、おいしい肉だった記憶がある。


翌日は朝から雨。犬越路は諦める。

結局そのまま谷峨駅まで走り、帰ることになった。

駅で記念写真撮っていたら、雨に濡れた老犬が近寄ってきたのを覚えている。
 


道路状況もよくなったので、再びチャレンジしたい峠路だ。
 

(1975/3/9〜3/10 走行)


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