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長野県木曾郡王滝村/岐阜県益田郡下呂町(標高1408m)
飛騨と木曾を結ぶ峠の一つで、以前は下呂から三浦貯水池までバスが通じていたが、現在は廃止されている。
1504(永正1)飛騨勢の木曾王滝にある御岳城攻めのとき、この峠を越えたといわれる。



御岳林道、林鉄跡を延々走ってきた。

いくつものトンネルを越え、いくつもの鉄橋を渡ってきた。

カモシカにも御対面した。転倒してソービッツを壊した。そしてようやくこの峠に着いた。

これから下ろうとする道が、白くうねって下界へ通じている様子がよく見える。
不安と興奮が交差する瞬間だ。

ダウンヒルは辛かった。

荒れ放題の路面。大きな石。急勾配。スーチャンがよく頑張ってくれた。下呂へ着くまで手応え十分だ。

奥木曾。そこは大自然が残り林道ツーリングの醍醐味を満喫できる、サイクリストのためのフィールドだ。
 

(1979/5 走行)


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