峠への招待 > ツーリングフォトガイド > ’1979 > 杖突峠・入笠山
23:55 新宿発 長野行き 普通列車 441M に乗る。 相変わらず満員の夜行列車。 今日も床までびっしりの乗客で溢れかえっている。 ろくに寝れもせず、早朝の茅野駅に降り立つ。 |
杖突峠へ快調に登る。寝不足だが、走り出せば体も軽くなる。
徐々に視界が開け、展望が大きく広がってくる。
峠の休憩所からの展望はなかなか素晴らしい。
霞んでいた景色も雲が消え、大パノラマが眼下に広がる。
美和湖へ下る。一服して後半のルートの確認だ。
まだまだ気温は高いが、もう周りは秋の気配。
戸台から黒河内林道に入る。本格的な林道が待っている。
よく締まった路面なので走りやすいが、しだいに勾配がきつくなる。
いよいよ押して歩く。
入笠牧場入口まで来るとこんなゲートがあった。
一瞬どうしようかと迷うが、戻るわけにいかず通過させてもらう。
牧場内は乳牛が放牧されていて、すぐ目の前まで牛たちがやってくる。
あまり刺激させないように通り過ぎるが、じっとこちらを見ていた。
とにかく、緑豊かで雄大な眺めだ。
そしてなにもかもがのんびりとした美しい空間だ。
たっぷりのんびり満喫した後は、一気に豪快なダウンヒルが待っている。
貸し切りの林道で、ダートの下りを思いっきり楽しみ、富士見駅へゴールした。
(1979/9 走行)
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