峠への招待 > ツーリングフォトガイド > ’1980 > 日光キャンピング
夏のキャンピングは、高速道路大渋滞との闘い。東北道は毎年のように数十キロの民族大移動。
助手席で仮眠して、よく寝たなと外を見てみると、ほとんど動いていなくて同じ景色。
この頃、お盆時期の渋滞はホントにひどかった。
目的地に着くころには、すっかり予定も狂い睡眠不足でダウン。
まあ、この集まりは年に1回、みんなで集まって楽しくキャンプをしようというのが目的。
一応自転車は持っていくが、真面目に走る予定はない。
適当にポタリングして、夜のキャンプがメインイベントだ。
手に入る食材も十分とは言えず、男ばかりのキャンプだから、ろくな料理はできやしない。
まだまだ不便だったこの頃のキャンプ。6人もいると、ご飯を炊くだけでも大変だ。
ワイワイガヤガヤ、あれこれ準備してようやく食事にありつける。
こんなランプじゃ暗くて何を食べているのかさっぱりわからない。
虫が飛び込んだってわからないから、スリル満点の食事だ。
でも、やっぱりキャンプは面白い。
楽なことは何一つないけれど、思い出だけはたっぷり残る。
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