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先週上越へツーリングに行ったにもかかわらず、すかさずツーリングとなった。

当初本格的に走る予定であったが、天候不順のため軽くポタリング程度となった。

思案の挙げ句、水郷・潮来周辺のポタリングと決定。
 


東京から1時間半、水郷の街に到着。

天気は何とか回復。土手に車をデポ。

さっそく愛車の掃除となる。
 


前回の泥、汚れを落とし、しばし静観。

この近辺全くの平野。山一つない。
 


田園風景がどこまでも続く。

田んぼの中の一本道、あまりにのんびりすぎる。


やがて水郷が現れる。「さっぱ舟」がのんびり水郷を進んでいく。

とりあえず絵になる。“快適”に進むと水生植物園。いまアヤメが見頃。
 


行くと先々で舟に乗らんかと誘われる。

走行距離不足と、ツーリングの「味」をまだ味わっていないので先へ進む。
 


やがて十二橋へ。

この辺までくるとツーリング情緒が沸いてくる。


こうした観光地は決して楽しいとは言えないが、舟と水郷と自転車がうまく絵になる。

そして、この水郷周辺は自転車が非常に重宝だ。
 


十二橋の水郷はさすがにすごい。まるでラッシュである。

飯を食いながら、ビールを飲みながら、次から次と舟が行き交う。

その脇の道を自転車で走る。
 


昼飯にうな重を食べ、午後の彷徨。

目的もなく右だ左だと走る。これがポタリング。

登りが恋しくなり、山が恋しくなり山を目指して走る。
 


小道を行けば行き止まり。

結局おばちゃんに抜け道を教えてもらって、クロカン的ダウンヒルを楽しむ。
 


線路の脇でお茶飲んで、再び勾配0の平野を延々走る。

30キロも走っただろうか、デポした車に戻ってきた。
 


ルーフキャリヤに3台積んで、あっという間に片づけ終了。

標高差がほとんどない、お手軽ポタリングだった。
 


(1985/5/26 走行)


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