峠への招待 > ツーリングフォトガイド > ’1985 > 阿武隈
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ちなみに、ニューサイのデータベースデータから「阿武隈」を検索してみると、以下の記事が検索された。
No.77 |
No.118 | No.126 | No.128 | No.138 | No.159 | No.160 | No.160 |
No.165 | No.176 | No.260 | No.262 | No.263 | No.270 | No.299 | No.360 |
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お腹が空いて、いきなりカップラーメンで朝食だ。 |
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雨宿りを繰り返し、適当にお茶を飲んで雨から逃げるばかりだった。 |
これ以上浸みこみませんってぐらい、靴は水浸し状態だった。 明日のためになんとか靴を乾かそうと、靴乾燥機を借りたり、新聞紙を詰めたりして頑張ってみる。
記録に残りそうな雨天走行も、ようやく無事に終えて乾杯だ。 大変な初日だったけれど、こんな辛かったツーリングほどいつまでも印象に残るものだ。 |
昨日さんざん降られて、もういい加減にしてくれと言いたくなる。
冷たい靴に足を入れるのは何とも嫌なものだ。まあ、履いてしまえば関係ないが・・・ |
普通のグローブでは濡れてしまって役に立たない。そこで、お店で農作業用のゴム手袋を買ってみた。
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ペダリングも不快だし、眼鏡に付いた水滴がとにかくうっとうしい。あぁ、もうやんでくれないかな・・・ |
ポンチョなら風も入ってまだいいが、上下セパレートの雨具では蒸し暑さで暑くなってくる。
ゴアテックスなんていう高機能の雨具がない時代だ。雨の中の走行は、何一ついいことがなかった。 |
再び靴は濡れまくり、顔面はまたびしょびしょだ。 |
タイヤサイドも、汚れでドロドロ状態だ。バーテープも、フロントバッグも、そしてサドルも濡れっぱなし。 本当はカバーをつけて走るべきだが、この頃はそんな気を使ったツーリングはしてなかった。 |
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小降りになったり、強くなったりと雨具を脱ぐことができない。 濡れたくはないが、暑くて腕まくりするぐらいがやっとだ。 今日も一日ダメかとあきらめの境地だ。ただ、勾配もそれほどきつくなく、車が少ないのが唯一の救いだ。 |
何もかも濡れていて、爽やかなことは何ひとつなし。 |
あまり前に近づきすぎると水しぶきが顔にかかる。ブレーキも効かないので車間距離も大切だ。 |
雨の中、うっぷんを晴らすかのように気持ちよく下って行く。 |
濡れていて座るところもなく、中腰でのティータイムという情けなさ。 |
もう、何度こんなこと繰り返しているのだろう。距離もまったく稼げない。 |
エネルギー不足だ。こんな天気の中だと結構体力を消耗する。
小腹が空いて、食料品店で肉まんと缶コーヒーでエネルギーの補給だ。 |
普通は、多少天気が回復してもいいのだが、今回は全くその気配はなかった。 汚れた自転車を掃除しながら輪行する。まあ、これに懲りずまた走りに来るかと思うばかりだった。 |
なんとか阿武隈の魅力に触れたいと思ってやってきたが、今回は完全に失敗であった。
これを読むと、またいつか、時間をかけてゆっくりと旅したいと思うばかりである。
「武蔵野から始まって、多摩丘陵、相模原、湘南丹沢、奥武蔵、秩父、奥多摩、伊豆、房総、水郷方面、 |
(1985/9/22-23 走行)
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