峠への招待 > ツーリングフォトガイド > ’1986 > 焼山峠
山梨県東山梨郡牧丘町(標高1536m)
山に取り囲まれた窪地で、草原状になっている。子授地蔵の小さな石地蔵がある。
大弛峠を越え、荒れたダートをしばらく下る。
下界まではかなりの標高差があるが、一度焼山峠へ登り返す。
本当の下りは、ここ焼山峠から塩山までだ。
夜行日帰りコースでは、ここまででかなりの時間を要し、峠についた頃にはすでに日も傾き始めていた。
登り返しほど足にこたえるものはないが、最後の登りと思い、ハイペースで登っていく。
峠は薄暗く、そして小さな石地蔵が点々と置かれており、何だか不気味な感じがした。
あたりが薄暗かったため、余計にそう感じたのかもしれない。
休憩もそこそこに、いよいよスケールの大きいダウンヒルだ。
なんと言っても、ここから塩山までの下りは長く、そして豪快だ。
かなりハイスピードの下りだが、道幅も広く見通しも良いため、思いっきりコーナーリングを満喫できる。
(1986/9 走行)
所要時間:9時間33分 走行距離:72.52km 最高速度:75km
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