武蔵五日市まで車を走らせる。気温は高く、もう初夏のようだ。

駅前にはMTBチームが楽しそうに集まっている。食料を仕入れ、車を公園の駐車場にデポする。

河原では、バーベキュー大会の展示会のような賑やかさだ。


盆掘林道へ向かう。しばらくは緩やかな舗装路が続く。しばらく行くと通行止めの看板。

車の運転手が険しい表情で作業者とやりあっている。「こっちだって、楽しみにして来ているんだから！」

車の中には、様子が理解できない親子の姿が。まあ、運が悪いとしか言いようがない。

というわけで、この先は自転車の貸し切りとなった。

いよいよダートが現れる。路面はかなりえぐられている所が多い。

勾配もきつくなり、汗が滴り落ちる。送電線が見えて来ると峠もあと一歩だ。
　

峠はT地路で、右は八王子の上恩方へ、直進は行き止まり、そしてその間にある山道が今熊山へのルートだ。

大汗かいただけに 水分補給が欠かせない。
 
ここからは手頃なＭＴＢコースが続く。道標が整備されているから安心だ。


すぐに歩くのがやっとという程の道幅になるが、乗車することも可能だ。

路面もよく締まっているので注意して進めばかなり楽しめる。

今熊神社まではこうした魅力的なルートが続く。


神社脇には五日市の町が見渡せる休憩所がある。

ベンチもトイレもあってここでランチタイムをとるのもいい。


その先は階段が多くほとんど乗車できない。

しばらくは我慢して歩こう。車道へ出たら後は車までほんのわずかの距離だ。