峠への招待 > ツーリングフォトガイド > ’2002 > 四万十
高知県幡多郡大正町・十和村・西土佐村・中村市
全長196kmの四万十川は、上流にダムがない日本最後の清流として有名。沈下橋が架かる流域は、カヌーやキャンプなどのアウトドアも楽しめる。
土佐大正駅横の駐車場で車中泊して、翌日いよいよ走り出す。 |
車も少なく、のんびりとペダルを回す。 四万十に沿った道は、所々でショートカットのトンネルを迎えるが、ここはあくまで川に沿って走るべきだ。 |
やはり、峠越え好きとしては、平坦な道ばかりでは満足できない。さっそく、アタック開始。 国道から山道に入ったそのルートは、最初はいい感じで進んでいたのだが、ほとんど誰も歩かないのか、次第に草も多く、藪もひどくなってきた。 |
戻って反対側のルートから再度アタック。峠は誰もいなく、薄暗い切り通し状になっていた。
|
しかし、この長さ、この退屈さ、この平坦さがなかなか味わえないのも事実だ。
やはりここは35Bランドナーで、時間をかけ、のんびり走る所だ。
90キロ近い走行距離になっている。これだけでもかなりの充実感だ。 |
白装束に身を包んだ、一見、霊場巡りをしている人かと思えるのであるが、輪行の準備をしていると、すかさずやってきて、我がランドナーをジロジロと眺めはじめた。
「ほー、ランドナーだね」「珍しいねえ」 歳の頃、60ぐらいかな。多分サイクリストの間では有名に違いない。
まさに「仙人」だった。その後、MTBの女の子を見つけては、こちらのランドナーの解説をしていました。 |
峠への招待 > ツーリングフォトガイド > ’2002 > 四万十