峠への招待 > ツーリングフォトガイド > ’2003 > 御霊櫃峠
福島県郡山市(標高876m) 磐越西線中山宿駅の南西7km
徳川時代には猪苗代湖南の舟津に代官所が設けられ、会津藩の廻米路として栄えた。峠近くには戊辰の戦いの跡が多くあり、保塁の跡が峠上に200mほど残っている。地名の由来は、昔、征伐された賊徒の怨霊がたたり、冷害凶作が続いたため、峠に御霊の宮の神霊を奉じたためとも、平安時代に失脚した貴族の霊を祀り、それが只野本社の祭神で五霊櫃といっしょになったともいわれている。峠近くにある御霊櫃石付近は小石を積み重ねた塚が霊場の様相をかもし出している。付近にはツツジ園があり、県立自然公園となっている。峠の西山腹に1771(明和8)年に安置されたといわれる延命地蔵がある。1965年に自動車道が開通した。
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行き場を失ってあたりをウロウロするが、近くのポンプ場脇でおやすみなさいとなった。 |
ここから時計回りに峠を越え、猪苗代湖から中山峠経由で周回してくるプランだ。 この周辺には諏訪峠、三森峠などがあってどうプランニングしようかと頭を悩ませたのであるが、欲張って2つも3つも越えたのではハード過ぎるため、今回は御霊櫃峠をメインとしたコース取りとした。 |
今年の冷夏は大きな社会問題になったほどで、その影響で農作物も不作、そして10月になってもまだ稲刈りをしている農家もあるほどだ。 そんな田畑の間をのんびり走りながら、やがて道も本格的な登りに入る。 |
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峠には結構車が多く、ここから散策をに出かけているようだ。
展望の開けるあたりまで気合で頑張ると、そこからは郡山市街の大展望と、反対側に猪苗代湖が大きく視界に飛び込んでくる。 |
左右に広がる大展望を肴に、恒例のおでんタイムだ。 猪苗代湖への下りは道幅が狭いため結構危険だ。 |
車に戻って温泉で今日の疲れを癒す。 |
距離:
56.3 km 所要時間: 7 時間 35 分 00 秒 平均速度: 毎時 7.4 km |
最小標高:
268 m 最大標高: 913 m |
累積標高(登り): 825 m 累積標高(下り): 825 m |
(2003/10/18 走行)
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