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今日は多摩川から野川へ行くことにした。

まずは多摩川サイクリングロードを二子玉川へ。


多摩川から野川へ分岐すると、歩行者も自転車もぐっと少なくなる。


野川は住宅街の中を静かに流れる憩いの川。

多摩川のような広さや開放感はないけれど、都会のオアシスが延々と続いている。


決して広くはないけれど、ゆっくり走るには最適な川沿いの遊歩道。

歩く人優先、自転車は速度を落としてゆっくり走る。


きれいな川には豊かな自然が残っている。

こんな自然が家のそばにあるなんて、なんて幸せな子供たちだろう。


ほとんどフラットな散歩道。

落ち葉が舞い始めた秋景色。とっても素敵な散歩道だ。


野鳥がたくさん集まっている。それを撮影するカメラマンもたくさんいる。

なんて穏やかで素敵な川なんだ、野川は。


鳥たちも幸せそうだ。安心して暮らしていける環境が整っている。


住宅街を抜け畑の横を通り過ぎると、しだいに郊外の景色へと変わってくる。


川のそばまで降りれば、カルガモの姿もすぐ目の前だ。

きれいな水流にぷかぷか浮かぶ姿は、いつまで見ていても飽きない。


小さな公園を通り過ぎ、車道を何度か注意して渡る。

調布市から三鷹市に入ると、やがて大きな水車が現れる。


ちょうど休憩するには最高のロケーションだ。周囲の風景によく似合っている。

川幅もすこしづつ狭まり、行き着く先は野川公園だ。


広大な敷地がとにかく気持ちいい。

多くの公園にあるような人工物が少なく、自然の景観がそのまま残されている。

細かな起伏がある園内は、ウォーキングするのに最適だ。


これほど素敵な公園が近所にある人たちがうらやましい限りだ。

のんびりと時間を過ごし、十分に自然と戯れて、再び野川に沿って帰路につく。


(2004/11/7 走行)


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