峠への招待 > ツーリングフォトガイド > ’2005 > 焼山峠・乙女高原
車中泊の準備をして、山梨県の乙女高原へ向かう。 |
しかし、寝袋に入ってしまえば朝までぐっすり眠れる。
本当は走るべきだが、まともに登っては今日一日が終わってしまう。
焼山峠には昔と変わらず、多くのお地蔵さまが並んでいる。 |
子授け地蔵
江戸中期の頃、焼山峠の麓でごん鉢など生活用具を作る木地師がいた。
この夫婦が仕事をしていると峠付近で子供の泣く声が聞こえたのでそこへ行って見ると子供の様な石地蔵らしきものがあった。
夫婦は子供がいなかったので不思議に思い、石地蔵を人目につかぬようこっそりと自宅に持ち帰り、何日もお水や果物をささげ、朝な夕なにお参りをしていた。すると、不思議なことにその夫婦に子供が授かり、お礼に石地蔵を一体添えてお返ししたのが、子授け地蔵様のいわれとなり、口伝えに広がったもので、現在も新しいお地蔵様が数多く見られ、最近でも恩恵にあずかった県内外のご夫婦が多いといわれている。
https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/docs/kosaduke.html
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冷たい空気を吸って、静かな山の中で時間を過ごしたいだけだ。
こうして一年が終わっていく。変わらないのは自然の美しさだけだ。 |
こんな時期に一人で晩秋を味わっていれば、自然と心は穏やかになる。 |
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晩秋の乙女高原を一日散策して、本当にのんびりと過ごすことができた。
たまにはこんなツーリングがあってもいい。本当に貴重な晩秋の一日だった。 |
(2005年11月 走行)
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