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2010年11月13日(土)


秋の紅葉、温泉クラブラン。今年は総勢9名で那須塩原エリアを彷徨う。

9時に道の駅に全員集合し、簡単なミーティングと本日のコースを確認する。


交通量の多い車道を避けて、裏道攻撃していたら道に迷って右往左往。

GPSがあってもよくわからず、なんだかんだ無駄な時間を過ごしてしまった。


さて本日の目的のひとつ、「もみじ谷大吊橋」に到着。

周囲は見事な紅葉で、ここもかなりの観光客で賑わっている。

「もみじ谷大吊橋」は
全長320メートル。無補剛桁歩道吊橋としては、本州最大級の長さを誇るそうだ。


吊り橋を渡り終え、桝形山林道に入っていく。いきなりゲート封鎖が続くが、自転車は簡単に通り抜けられる。

それなれに荒れた林道だが、雰囲気のいいダートで気分も上々だ。


勾配はかなりきつく、さすがに乗車していくことはできない。

明るい日差しが注いで、この人数で賑やかに押していけば辛さも忘れてしまう。


落葉も深くなり、そして路面もよりゴツゴツとした岩が現れてくる。

さすがに暑くなり上着を脱いで体を冷やす。

息も弾み額に汗も浮かんでくるが、それでもやはり秋のツーリングは気分がいいものだ。


ほとんど乗れるところがなく、
ずっと押していた感じだ。

林道に入ってから約1時間、右に曲がるべき分岐を通り過ぎ、少々タイムロス。


雰囲気的にはまっすぐな道なのだが、カーブミラーがしっかり右側の道を示していた。

これだけのベテランが揃っていても道を間違えるんですねぇ、と反省。


登りはまだまだ続く。空腹になってきたが適当な場所がない。

次第にパワー不足になってきて、一歩一歩が重くなってくる。


13:00 ようやく分岐地点に小さな広場を見つけた。腹ペコでさっそくランチタイムの開始だ。

林道に輪になって、各自それぞれのメニューを披露する。やっぱりこの時間が最高ですね。


ちょっと離れて遠くから写真を撮ったら、なかなかいい雰囲気じゃないですか。

真っ白なススキが何とも言えない秋景色。やっぱりこの時期のツーリングは味がある。


さて食後、すぐにトラブルの発生だ。

なんとメンバーの一人が、靴のソールが剥がれるという珍しいアクシデントに・・・


結構歩くことが多いので靴のトラブルは致命傷なのだが、ご覧の通り応急処置をしてとりあえず解決。

まあ予想外のことが起きるもんですね、いろいろと。


道も荒れた所もあったが、次第に乗車率も上がってくる。

乗ったり押したり、ピークの1102mまではもうひと頑張りだ。


そして再び林道のゲートが現れる。

やれやれ、これで無事に林道を抜けられた・・・と安心してゲートを通過しようとしてアクシデント発生!


ゲートの扉を開けて通り抜けようとした時、自転車がどこかに引っかかったのか、そのまま派手に転倒!

自分の目の前だったので、決定的瞬間を見事に動画に収めることができましたぁ。

いつも見事な演技ありがとうございます。


食後から約1時間、15時すぎにようやくダートから抜け出して舗装路に出てきた。

ダートの連続は結構体力を消耗する。喉もカラカラだ。舗装路になって、これでやっと今日の予定が見えてきた。

学校平の展望台で小休止。日も傾き始め、日没前の寂しい景色が目の前に広がっていた。


ここで次のトラブル発生だ。なんと今度は別のメンバーのサンプレリングのピン1個欠落だ!

なんか異音がすると思ったら、林道のどこかに捨ててきてしまったようだ。いやぁ、これも予想外。


それでも走るには支障なく、そのまま宿に向かってダウンヒル。

あとは日没との競争だ。結局ご覧の通り、最後は暗くなってしまったが、無事に宿に到着。


宿にはさらに別部隊の2名が到着していて、合計11名の大宴会となった。

初対面のメンバーもいて、自己紹介しながら本日のトラブル話に盛り上がる。


今日は素晴らしい紅葉の林道を、よく登りよく下った。

最後はナイトランまで味わって、フルコースの一日だった。

これだけメンバーが揃うと、二次会、三次会まで盛り上がり、いつまでも自転車話が尽きない夜であった。

 


 

距離: 51.3 km
所要時間: 9 時間 00 分 00 秒
平均速度: 毎時 5.7 km
最小標高: 260 m
最大標高: 1102 m
累積標高(登り): 1308 m
累積標高(下り):   803 m

(2010/11/13 走行)


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