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’2011 > 舟鼻峠
(舟ケ鼻峠)
ふねはなとうげ 舟鼻峠 (船ヶ鼻峠) 標高1030m
福島県大沼郡昭和村と南会津郡下郷町の境。 会津鉄道会津下郷駅の西14km。舟鼻山の東の鞍部で, 県道田島金山線の難所。
2011年11月13日(日)
昨日はとにかく思い出に残る、大変な一日だった。
一夜明けると、あれはいったい何だったんだろうと夢物語。
朝食を済ませ、さてと今日のコースを確認する。
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自転車を引っ張り出してくれば、すぐに品評会の始まりだ。
「キラキラ、ピカピカ」チームの自転車がとにかく大人気。
皆で目を凝らしてなめまわすように観察する。とにかく何もかもスゴイ!! 大絶賛! 芸術作品だぁ。
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9名全員で記念撮影。やはりこれだけ人数がいると迫力がある。
どいつもこいつも凄いサイクリストばかり。”自転車”を語らせたら終わりのない面々ばかりだ。
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今日は9:30頃のゆっくりとしたスタートになった。全員で宿を後にして、会津鉄道に沿って南下する。
すぐに美しい秋景色が広がる白鳥神社にやってきた。
写真を撮っていると、なんだかレンタサイクル軍団?のような集まりがやってきて、我々をしげしげと眺めていく。
どうやら、この美しい秋景色と、光輝く「旅自転車」に魅了されたらしい。
自分たちの乗っている自転車とあまりに違うその美しさに思わず立ち止まった・・・と勝手に思っている。
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今日のコースは舟鼻峠を越えて、会津田島へ抜ける、晩秋の手頃なコースだ。
昨日の出来事でもう思い出は十分。今日は無理せず手頃なコースでのんびりしましょうということに。
宿で合流した二名とはここで別行動に。結局宴会だけがメインとなってしまったお二人だった。
しかし、それにしても芸術作品のマシンは素晴らしかった。眠気も吹っ飛ぶほどの美しさだった。
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道は鉄道に沿ってじりじりと登っていく。なんだかんだ、今日は600mほどのヒルクライムが待っている。
交通量もほとんどなく、山間の静かな道なので気分よく登りを楽しめる。
やっぱりこの季節は楽しい。色づき、気温、日差し。やっぱり秋のツーリングは気持ちがいい。
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昨日のアクシデントに比べたら、こんな登りもなんのその。
相変わらず昨日の出来事を思い出しながら愉快に登っていく。
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ひなびた山村風景を通り過ぎる。こうした雰囲気が実にいい。
やっぱり自転車でなければ味わうことのできない世界だろう。
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実に静かで走りやすい。路面も綺麗だし、交通量が全くない。
本格的な登りの前に、のんびりとした走りが続く。
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会津下郷駅の手前から分岐し、舟鼻峠を目指す。
相変わらず気持ちのいい道が続く。車が来ないので、横に並んで記念撮影しても全然大丈夫だ。
皆さん楽しそうな笑顔で一杯だ。
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じりじりと登りつめていくと、標高920m付近で旧道の分岐が現れた。
入口はゲート封鎖されていて、「一般通行禁止」と書かれている。
昨日のトラブルに比べたらよくあるいつものことだ。さっそくゲートの横から入っていく。
すると、路面には怪しげな”ブツ”が転がっている・・・これは・・・くまさん?
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先ほどまでは日差しも出ていたのだが、天気が急変してきた。
林道に入っていくと白く靄が出始め、視界もかなり悪くなってきた。
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全員雨具を着て走り出す。なんだか今日も一波乱ありそうな気配が漂ってきたぞ。
晩秋の峠路は、素晴らしい落葉の絨毯に埋めつくされていた。
路面が見えないほどふかふかの落葉の中を、心地よい音色を楽しみながら峠を目指す。
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霧雨程度だったので助かった。本格的に降られていたら、かなり冷たい峠越えになっていただろう。
ピークのあたりが分岐になっているが、まだ舟鼻峠の少し手前だ。
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13:00 標高1030mの舟鼻峠に到着。生憎の天候で空は真っ白、展望もゼロ。
色とりどりのレインウェアだけが、やたらと輝いている。
すでに昼飯の時間だが、この状況ではいい場所も見つからない。
仕方なく、峠を下って車道に出てから検討することになった。
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お腹も空いているので、急いで300mのダウンヒルに入る。
路面も不安定でなかなかスリリングな下りだ。落葉で滑りそうな所もあって緊張する。
しっかりと路面を見極めながら気持ちよく下っていく。
そんな7名全員のダウンヒルの姿を紹介しておこう。
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車道に合流した地点が田島ダム。ちょうどそこに絶好の休憩ポイントがあった。
「オオムラサキの舞う里」という、自然観察用の休憩所だろうか、屋根付きの東屋がポツンと建っていた。
「やったー」と歓声をあげて東屋へ向かうが、これがまた、地面がぬかるんでいてまともに歩けない。
やっとの思いで東屋へ到着。そして楽しい楽しいランチタイムの開始となった。
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7名揃えばメニューも色々。おでん、ラーメンはやっぱりこの季節に最高だ。
フーフーハーハー言いながらお腹を満たす。
ここまでくれば今日の予定はもう見えたようなもの。のんびりと楽しいランチタイムを楽しむ。
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素晴らしい休憩所だった。まったく誰も訪れないし、広くて大人数でも十分座れる。
この付近に来るときは、ここがランチポイントとしておすすめですね。
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時刻は14:30 会津田島駅まではあと6kmほど。下ってゴールなのであっと言う間だ。
楽しかった2日間の余韻に浸りながら、ご機嫌のダウンヒルをしばし楽しむ。
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15分ほどで駅に到着した。駅に着いたら今度は帰りの列車の確認で大忙しだ。
会津地方から東京方面へ帰るにはかなりの時間がかかる。列車を1本逃すと大変な事になる。
列車を確認すると、次の列車までわずかの時間しかない事がわかり、素早く輪行開始!
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余裕でビデオ撮影していたら時間が無くなって大慌て・・・
「急げ急げ!」と呟きながら片付けるが、あやうく工具を置き忘れそうに・・・
辺りをよーく確認して無事に輪行終了。全員無事に間に合って列車に乗ることができた。
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乗車時間が長い、ということは長い時間飲めるということ。だから会津のツーリングは楽しいんです。
途中でお酒が無くなってしまえば、停車駅で追加購入だ。
たっぷり、のんびり列車旅を楽しんで、喋って笑っていい気分になって・・・
やっぱり晩秋の、輪行クラブランは最高ですね! 今回も100点満点のツーリングでした。
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距離:
38.9 km
所要時間: 5 時間 15分 00 秒
平均速度: 毎時 7.4 km |
最小標高:
414m
最大標高: 1036m |
累積標高(登り): 778m
累積標高(下り): 642m |
(2011/11/13 走行)
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