峠への招待 > ツーリングフォトガイド >  ’2012 > 阿蘇山




三日目はいよいよ阿蘇に登る。

35年前にキャンピングで登った火口をまた見てみたい。


朝はどんよりと曇っている。なんとか降られなければよしとするか。

夏休みも終わり、平日の朝なので火口へ向かう車もほとんどいない。


今日のコースは距離があるので、それほどのんびりはできない。

登りの前半は、ただひたすら標高を稼ぐしかない。
 

三日目の朝、どんより曇っている

ここの宿は眺望も、料理も素晴らしかった

 

不安な天候の中、阿蘇を登り始める

しばらくはまじめに登るしかない

 

道路わきに牛がすぐそばまでやってきた

広大な牧草地帯に、放牧された牛の姿が小さく見える

 

これがスケールの大きい阿蘇の景色だ

牛たちもサイクリストに興味があるようで近寄ってくる

 

またまた牛さんが近寄ってくる  そばまで来ると、結構かわいいもんだ

広大な牧草地帯で放牧されて、皆引き締まった素晴らしい体格だ

 

草千里ケ浜  今日はちょっと霞んでいる

本当は緑一面広がる別天地なのだが・・・残念

 

なんとヘリで阿蘇を遊覧できるそうだ

しかし、今日の天候じゃ何も見れそうもない

 

昔は火口まで自転車で登ったけれど、今回は当然パス

ロープーウェーならあっという間だ

 

火口への道路が眼下に見える

えっちらおっちら登ったっけな、その昔

 

簡単に火口に到着   立ち上る水蒸気をこんな間近に見れるなんて凄すぎる   退避壕がちょっと不気味だ

地球の生命力を肌で感じる  人間なんて、ほんとちっぽけな存在にしか見えない

 

見学ルートは整備されてきれいになっていた

夏休みも終わったので、それほど混んでいない

 

昔も売ってたなぁ

でも、買う人を見たことないんだけれど

 

阿蘇中岳 火口湖(湯だまり)

エメラルドグリーンのお湯は90度を越えることも!

 

1975年8月 キャンピングで登った時の写真

ふざけんなってぐらい、暑くて辛い登りだった

 

阿蘇を下る  どこまでも続く牧草地帯  放牧の牛が遠くに点々と見える

目の前の道を牛たちがゆっくりと歩いていく  この広さ、この牛たちをいったいどうやって管理しているのだろうか

 

素晴らしいダウンヒルだ   路面がよく、高速コーナーを十分楽しめる

しかし展望が今一つで残念だ    空模様も怪しく、ゴロゴロと鳴り始めた  

 

日本一長い駅名「南阿蘇水の生まれる里 白水高原」

駅名は長いが、人は誰もいなかった

 

菊池市に入り、車道と同じぐらい幅がある歩道を下る

自転車専用レーンと言えるほど快適な歩道だ

 

入り組んだ川沿いを右へ左へとゴールを目指す   静かで平坦な道が今日のフィナーレにふさわしい

ようやく夕日が見えてきた    よく走った一日だった    明日は快晴が期待できそうだ

 


距離: 87.3 km
所要時間: 8 時間 25 分 52 秒
平均速度: 毎時 10.4 km
最小標高: 20 m
最大標高: 1167 m
累積標高(登り): 852 m
累積標高(下り): 1552 m

(2012/9/3 走行)


峠への招待 > ツーリングフォトガイド >  ’2012 > 阿蘇山