峠への招待 > ツーリングフォトガイド > ’2012 > 太平洋岸自転車道(新富〜焼津)
3泊4日、太平洋に沿って延々走ってみよう、と思い立って今回のツーリングを計画した。
国道1号線を渡る。さすがに物流の大動脈、交通量は物凄い。 |
輝く太陽、打ち寄せる波、真っ青な空、真っすぐな道。すべてが明るく、すべてが広い。 |
いやぁ、見事な眺めだ。こんなに近く、富士山を眺めるのは久しぶりだ。
道幅が広く、きれいな舗装路でとにかく快適だ。散歩、ジョギングする人と何人かすれ違う。 |
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蒲原を過ぎ、由比の街で小休止する。
これなら、逆コースも最高の眺めに違いない。 |
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コンビニで仕入れた釜揚げしらすや、メンマ、総菜、おにぎりなどをいただく。
本日はまだ60kmも残っているが、ほとんど平坦なのでそれほど心配していない。
3時過ぎになったら、残りの距離を考えて気合を入れれば、日没までには宿に到着できるだろう。 |
線路に並行して設けられた道は、幅が広く走りやすい。 舗装も素晴らしく、車も来ないので安心して走れる。さらに休憩用のベンチも置いてある。
広々とした敷地内に車両が展示され、数匹の猫たちが静かに日向ぼっこしていた。 |
三保松原を散策する。
ここからしばらくは、海岸線に沿ったダイナミックな景色を楽しめる。 |
とても人懐っこく、ご覧のとおりゴロニャン状態だ。
こんな出会いだとなかなか立ち去りがたい。走り去る時、猫好きには辛い別れだ。 |
猫もいなくなった。たった一人、完全に貸し切り状態だ。
まったくフラットな、そしてきれいな舗装路を気持ちよく進む。
全く景色が変わらない。漕いでも漕いでも景色が変わらない。
大学時代、オホーツク海岸を南下した時、一日走っても前方の景色が変わらなかった思い出がある。
そんな大きなスケールを感じられる一本道だ。 |
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それでもこのコースは素晴らしい。太平洋の明るさと、ダイナミックさを十分に味わえる。 |
こちらも、きれいに舗装された自転車専用道が整備されている。
海もいいけど、やっぱり山もいい。自転車ってなんて素晴らしい乗り物なんだろう。 |
次第に暗くなってきた。宿まではあとわずかだ。 夕焼けを楽しみながら川沿いの道を辿る。再び海に出れば焼津の街だ。
17:30 約85km走って、ようやく宿にたどり着いた。 登った甲斐があって、部屋からの夜景がとてもきれいだ。
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あーあ、よく走り、よく飲み、大満足の一日だった。 |
(2012/10/19 走行)
距離:
84.3 km
所要時間: 9 時間 12 分 12 秒
平均速度: 毎時 9.2 km最小標高:
0 m
最大標高: 72 m
累積標高(登り): 193 m
累積標高(下り): 139 m
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