峠への招待 > ツーリングフォトガイド > ’2012 > 北竜湖・飯山
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軒下で雨宿り。すでに手足は冷え切って、これ以上の気温低下は危険を感じる。 雨は全くやみそうにない。今日は本当に辛い一日になりそうだ。 なんとか少しでも防水を目指す。 持っている物をすべて使って、できるだけ手足を冷やさないように知恵を絞る。 フロントバッグは大きなゴミ袋ですっぽり覆う。 一番の問題は足だ。靴ごとビニール袋に入れては破けるし、ペダリングに支障が出る。 足先を濡らさないために、ビニール袋を履いて靴の中に。靴が濡れるのは諦め、宿で乾かす作戦に。 |
手は防水グローブなんか持っていないから、上からビニール袋で防水カバーだ。 ブレーキ操作や、ハンドル操作、いろいろと不便だが濡れるよりましだ。 とりあえずこの態勢でしばらくは、雨の中を走るには支障がなくなった。 |
戦意喪失状態だが、こうなったらこの雨を恨んでも仕方がない。 なんとか今日一日、ツーリングに仕立て上げて走り切らないといけない。 気持ちも新たに雨の林道を一人走り出す。 |
小菅宮神社に立ち寄る。 地面に敷き詰められたイチョウの色が、この雨でよりいっそうきれいに輝く。 |
長野県天然記念物 神戸(ごうど)のイチョウへ。 樹齢およそ500年。高さ約36m、幹周約14.7mにもなる大木だ。 さすがに凄い。見上げられないほどの巨木だ。幹の周りを一周するだけでも大変だ。 |
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2時間も長居して、ようやく足も乾いてきた。 やっと雨も上がって、かすかに日が差し始め、幸運なことに目の前に虹が出た。 いよいよ天気も回復に向かうか、と気持ちが明るくなり始めた。 |
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距離:
39.9 km 所要時間: 7 時間 25 分 7 秒 平均速度: 毎時 5.4 km |
最小標高:
000 m 最大標高: 000 m |
累積標高(登り): 0000 m 累積標高(下り): 0000 m |
(2012/11/18 走行)
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