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自宅から自走で始まった今回の旅、4日目の最終日を迎えた。

お世話になった「かんぽの宿寄居」。昨夜は楽しく、たっぷり飲まさせてもらった。

今朝はゆっくりとしたスタートになった。まずは円良田湖に立ち寄る。


最終日の予定はいたってシンプルだ。

荒川に沿って下り、走れるところまで走って適当な駅から輪行して帰る予定だ。


海まで78kmだ。

ずっと走っていけば感動のゴールだけど、家に帰るには途中で荒川とお別れしないといけない。


刻々と変化していく風景。寄居から走ってくると、次第に都会の風景が広がってくる。

北鴻巣駅付近では、荒川河川敷が美しいお花畑で埋め尽くされていた。


ホンダエアポートに立ち寄る。

ちょうどそこへ操縦訓練機だろうか、自転車道を横切るところに遭遇した。

へぇ〜、こんな所を通るとは知りませんでした。


ここはちょっとした観光スポットなので、サイクリストも数多い。

今日はこんな高級車のサイクリストに出会って自転車談義。お互いの自転車の褒め合いでした。


すぐ目の前で離着陸を鑑賞できるので、時間がたつのを忘れてしまうほどだ。

いとも簡単に飛び立ち、いとも簡単に着陸する。一見簡単そうに見えるけれど、そうじゃないんだろうなぁ。


機体には「東京スカイダイビングクラブ」と書いてある。

前回ここに来た時に、この飛行機で上空まで上がって、一気にダイビングする姿を見たことがあった。

すごいスポーツだ。いったい上空からのスカイダイビングはどんな眺めなのだろう。


こちらも華やかな女性サイクリストたち。全員ウェアもばっちり決まってカッコいいですね。

素敵な自転車に乗って、仲間と楽しくサイクリング。どこかのショップの定例会かな?


伊佐沼へ立ち寄ってみる。

フリーマーケットの開催でサイクリストには有名だが、ここへ来るのは初めてだ。

大きな沼に沿って通り抜ける。今日は何も催し物をやっていないのでとても静かだ。


過去何度も水害に見舞われた荒川の河川敷はとても広い。

その広い草地で遊ぶ元気なワン子たち。広くて広くて、飼い主さんも大変だ。


次第に大都会が近づいてくる。

ゴルフ場脇を走っていたら、突然道路脇に倒れているサイクリストを発見!


こんな場所で寝ているのはあまりに異常だ。事故か? 

緊張して近づいてみると、ちゃんと日影で靴を脱いで寝ている・・・どうやら暑さと疲労でダウンしたようだ。

まったく人騒がせなサイクリストだ。もうちょっと休む場所を考えてください。


さいたま新都心付近へ来ると、高層ビルが立ち並び景観がすっかり変わる。

一日荒川に沿って走ってくると、その変化をすべて見ることができる。

荒川の雄大さも凄いが、街の変化、都市の変化にも驚く。


そろそろこの旅も終わりだ。帰りの時刻が近づいてきた。

ゴールは東武東上線の志木駅に決定だ。ここからなら都内へのアクセスも便利だ。

今回の旅は珍しい形の始まりと終わりになったが、実に楽しく充実したプランだった。



 

距離: 88.9 km 
所要時間: 7 時間 47 分 42 秒
平均速度: 毎時 11.4 km
最小標高:  m
最大標高:  m
累積標高(登り):  m
累積標高(下り):  m

(2014/5/31 走行)
 


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