峠への招待 > ツーリングフォトガイド >  ’2014 >  多摩湖自転車道



境浄水場から多摩湖に至る10.5km・幅4mの道で、その間を基本的に一直線に結んでいる。
自転車歩行者専用道路であり、都立公園に指定されている


 

久しぶりに自宅からまじめな全走ツーリングを計画した。
 

三泊四日の初日は、自宅から成城、野川、調布飛行場、野川公園、そして多摩湖自転車道へと向かう。


さすがにロングツーリングにもなれば装備も重く、いつものように軽快にお散歩、というわけにはいかない。


仙川沿いの遊歩道を抜け、成城の御殿屋敷を眺め、野川沿いに調布飛行場を目指す。


軽飛行機の離発着を眺めながら休憩。


ここは広くて、明るくて、のんびりしていていいところですね。

ランチタイムには最高の場所です。

 

 

 

多摩湖自転車道に入る。

思い起こせば今から40年前に、同じように自宅から狭山湖まで走ったことがあるが、当時はこんな立派な自転車道なんてなかった。
 

さて、どんな自転車道かと楽しみにしていたが、道幅も広く、綺麗に舗装されたまっすぐな道がはるかかなたまで見通せる。


ある意味期待が裏切られた。


よくある自転車道を想像していたから、細く、小さく、たいして人もいない自転車道だと思っていた。


ところが、この明るさだ。

住民の重要な生活道として様々な自転車が行き交う。

 

 


時間になると、近所のお店の店主が道路脇にお店を構え始める。


すると、待ってましたとばかりに人が集まり始めた。


どうやら、和菓子屋さんがここで毎日販売しているようだ。


凄い人気で、こりゃひとついただこうと群れの中に突入。


おばさんに負けじと、やっと買えたのが柏餅。


他に、だんご、赤飯、山菜ごはん、大福、どらやき、ようかんなどの品揃えがありました。

ほんの10分ぐらいですべて完売。

いい商売してますなぁ。

 

 

 

目の前を通り過ぎる買物自転車や、通学の自転車を眺めながら、柏餅とボトルの水で休憩。
 

なんでもない、こんな時間がとても贅沢で素敵だ。


まだまだ本日の予定の半分にも満たないが、もうここまでで十分満足できる内容だ。


ほとんどフラットで、よく整備された10kmのコースを気持ちよく走る。


自転車道は、徐々に住宅街から郊外の様子へと変化してくる。


行き交う自転車も次第に少なくなり、やがて多摩湖へ至る。

 



多摩湖から狭山湖を目指す。
 

狭山湖の裏側には綺麗な林道が何本か走っていて、面白そうなルートを見つけて走ってみる。


行き止まりで戻ったり、起伏があったり、水溜りがあちこちあって結構本格的だったりと、前半のお気軽モードから、一気にナビと地図と奮闘する真剣モードに。


MTBの練習コースになっているようで、時折身軽なライダーが突っ走ってくる。


なんだかんだいい汗をかかせてもらい、そろそろ本日もフィナーレの時間が近づいてきた。

さてさて、本日の宿泊地、青梅まではまだ距離が結構ある。

先を急ぐとしましょう。
 


 

距離: 41.7 km 
所要時間: 4 時間 44 分 42 秒
平均速度: 毎時 8.8 km
最小標高: 19 m
最大標高: 127 m
累積標高(登り): 151 m
累積標高(下り): 61 m

(2014/5/28 走行/走行データの一部です)


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