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2014年11月2日(日)


メンバーそれぞれが本日の宿に集合という、いつもの我々の集まり。

各人色々予定があって、カーサイ組、輪行組と別々だ。

輪行組は、東京、千葉、埼玉、盛岡、そして自分が米沢からと「峠駅」に集合だ。


先に着いた自分が福島からの下り列車を待つ。

スノーシェルターに覆われた独特の雰囲気の「峠駅」。

 

この駅に降りるのは2回目だ。

1986年10月に来たときはこんな駅だった。

ホームの上で組み立てたっけなぁ。

「とうげ」の駅名が印象的だった。


10分後列車が到着。いつものメンバー6名が列車から降りてきた。

到着するとすぐに「とぉーげー、とぉーげー」の美声が響き渡る。

駅売り100余年「峠の力餅」の販売だ。


さっそく一つ買って皆で味わう。

ここで降りたのは我々だけだった。初めて来た人は、この駅の作りに驚く。


無人駅で駅舎もなければ、改札も、何もない。そして誰もいない。

適当な場所で組み立てる。皆さん、フォーク抜かない輪行だから組み立て早いですね。


心配していた天気は、ウソのように覆された。ご覧の通りの快晴。雲ひとつない青空が広がっている。

この中に「晴男」がいるのか、あるいはこれはダマしか・・・

とりあえず、気分は上々。


今日の行程も気にせず、呑気なおじさんたち。相変わらずの自転車談義に盛り上がる。

あーだ、こーだ、これがそーなの、あれがこーなの?

よって、なかなか走り出さない。いつものこと。


「峠駅」の入口はこんな感じになっている。

駅と呼んでいいのかどうか、まあ、一度行ってみる価値のある駅ですね。


峠の茶屋江川には、マニアが好きそうな昔の駅看板や、行き先プレートなどがいっぱい飾ってある。

ボトルに水を補給して、ようやく出発だ。


いきなりの激坂。準備運動もなしにこの坂は登れそうもない。さっそく押して歩く。

中には、スイスイと登っていく元気な者もいたが・・これがあとで・・あんなことになるなんて・・


晩秋の峠路。逆光を浴びたランドナーがキラキラと輝く。

冬装備で来た面々だが、気温も高く、すぐにシャツ一枚で十分だ。

まだまだ前半戦、時間も気にせず、愉快な仲間たちが蛇行しながら、そしておしゃべりしながら登っていく。


勾配もいくらか緩くなり、ようやく乗車できる。

車と何台かすれ違ったが、駅へ行ってどうするの? 何もないですよ・・

ピークを越えて緩やかな下りになった。一気に気分は明るくなり、快適なダウンヒルの始まりだ。


とは言え、湿った路面は滑りやすく、きついコーナーではしっかり減速しないとそのままスッテンコロリンとなりかねない。

年齢とともに、ダウンヒルも慎重になってくるのが普通なのだけど、この赤シャツのおじさんは別人みたい。

下ってきても、Uターンして登ってもう一度下りなおしたり、片手ピースサインでコーナーリングしたり、と無茶ぶりはいつもの通り。


ベテラン揃いの走りは楽だ。細かいことを気にせずに走れる。

自然と先頭が決まり、後方が決まる。気の合った仲間との走りには、いちいち指示やルールはいらない。

適当に放っておけば、勝手に自分で問題解決して追いついてくるから安心だ。


林の中を快適に下る。落葉と、最後の紅葉を楽しみながら米沢駅を目指す。

米沢駅にはもう一人のメンバーが待っている予定だ。


米沢駅でカーサイ組の一人と合流。

静岡からの参加で、車を宿に置いて白布峠を越えて我々と合流となった。


時刻は11:40。駅で一息ついていると、外人さんが我々に近寄ってきた。

さすがに自転車が8台も並んでいては壮観だろう。それも皆ランドナーばかり。


端から順番になめるように見ていくが、目が止まったのはやはり「隊長」のTOEI。

さすがに目が肥えてるのか、光り物が好きなのか、いちばん高価な自転車をずっと眺めてました。

オランダから来たオーケストラメンバーだそうで、「Do You Know TOEI?」と聞いてみましたが、「No・・」と言われました。


さて、米沢駅まで来た目的は 「サイクルハウス前山」だ。

EVERESTのことならここに来るしかないってぐらいの秘蔵品があるらしい。


雑誌に載ったこの店に行って、店内見学とご主人にお会いしましょう、という魂胆だ。

そして、ランチは豪華に米沢牛といきましょう、という贅沢ツアー。

ナビに目的地をセットして直行する。


街中の交差点のところにサイクルハウス前山はあった。 結構大きなサイクルショップだ。

TOEI車8台がお店の前に並ぶ様子は圧巻だ。 さっそく店内に入らせていただく。


すぐに奥さんが出てこられたので、事情を説明して見学させてもらうことに。

そして、ご主人がランニング姿で奥からでて来られたので、色々と深ーいお話で盛り上がる。


雑誌で見たものがそのまま目の前に広がっている。

ご主人わざわざショーケースから取り出して見せてくれ、総インチのパイプレーサーを詳しく解説してくれ。
(すごく重かった)


自分なんかには、何がなんだかよく分からない物もあって、皆さんの解説にただ感心するばかりだ。

歴史的なモノが数多く保管されており、よくぞここまでEVERESTを揃えたな、って感じだ。


こんな驚きもあった。

この店の常連のお客さんが、ある雑誌で紹介されたTOEIの真っ白なミキストを見て、とにかく感動して、まったく同じ物を作りたい、とご主人にお願いしたらしい。

つい先日完成した写真を見せてもらったところ、なかなか素晴らしい出来栄えで、とても上品な1台に仕上がっていた。

ところが、メンバーのOさんが、
「なんかよく似ているなぁ」 「そっくりだなぁ」と言い始めた。

ご主人に聞いてみると、その雑誌のコピーを見せてくれた。
すると Oさん、 「これ、私がオーダーしたミキストですよ!」

なんと、この雑誌のオーナー本人が目の前に現れてしまいました。
これにはご主人も、我々もびっくり。

ご主人頑張ってパーツを集めたらしいのですが、どうしてもヘッドライトとボトルが揃わなかったとのことでした。


外へ出て今度は我々のランドナー鑑賞の始まり。

ご主人、デジカメであちこち写真を撮りまくる。

そのたびに「ほーぉ、へーぇ、はぁー、すごいなぁー・・」とため息ばかり。


さすがに店先にTOEIランドナーがこれだけ揃うこともないでしょうから、いい目の保養になったことでしょう。

最後はお店の前で全員で記念撮影。

そして、 おすすめの米沢牛のお店を紹介していただいてお別れしました。


随分と長居させてもらった。約40分の訪問・見学ツアーだった。

果たして、この先予定は大丈夫か・・・少し心配になってきた・・・


まあ、とりあえずおいしい米沢牛をいただきましょう、と紹介されたお店へ。

と、そこは観光バスでやってくるほどの有名なお店。すでに順番待ちしている。

我々人数が多いもので、ここでもしばらく待つことに・・・いよいよ時間が危なくなってきた・・・・


前日米沢入りしたKさんは、昨日すでに「米沢牛ステーキ重御膳」を堪能済みなので、今日は「すき焼き」。

さっそく皆さんの目の前にすき焼きが運ばれ、係りの人が作りはじめてくれる。おいしそうな米沢牛に全員見とれる。

「すき焼きにすればよかったなぁ・・・」「でしょー!!」とKさん。

そして全員にステーキ重御膳が揃いました。やっぱり、おいしいですね! 何も説明いりませんね! 見ての通りです。

 

さあ、お腹も満たされましたが、いよいよ残りの行程が心配になってきました。なんだかんだ、米沢に2時間近くいたことになります。

結局これが原因で、毎年恒例のナイトランとなるのでありました・・・

綱木峠まで470mの登り。そこからいったん下って桧原峠まで530mの登り。この時間から合計1000mの登りが待っている。

ノントラブルで行けたとしても、峠には日没ギリギリの時間になってきました。えっ、まじですか・・・

そして、しだいに天気が怪しくなり始めました・・・


船坂峠へ向かって道は次第に登り始めます。米沢牛で満腹のお腹には苦しい登りです。

ペースを上げようと先頭は頑張りますが、後方はなかなかペースが上がらず。

それでも、皆頑張ってついていこうと、いよいよ真剣モードに。

いよいよ山道に入る。

結構ハイペースで飛ばしてきたので、すでに足がそれなりにいい感じに出来上がってきた。

ちょっと休みましょうよ・・といいたいところだが、この時間では誰も口に出せない。そう、余裕が全然なかった。

峠路はとても雰囲気のある、走りやすい道なのだが、余裕のない時にはそんなことを感じることもできない。

ペースを作る先頭は必死だ。自分の使命をわかっているから、無理してでも頑張る。なんとか皆ついて来て欲しいと願う。

しかし、前半戦で足を使ってしまったメンバーが、一人、二人と遅れだした。

まあ、それでも一息つけば全員集合するほどの遅れで、まだまだ全体のまとまりはしっかりとしていた。


 

ふと気づいて周りを見渡せば、素晴らしい晩秋の峠路だ。

路面は落葉で埋め尽くされ、その上を踏みしめるように進んでいく。
余裕がないと、こんな素晴らしい景色さえ視界に入らなくなってしまう。

いくらか暗くなり始めたが、まだまだ周囲は明るく、よし、このペースで行けばなんとか日没前に着けるかもしれない、と希望がわいてくる。

綱木峠まででも結構辛かった。

せっかく登ったのだが、ここからいったん150mも下ってしまう。そして再び桧原峠への登りが始まる。

ハイペースの先頭のおかげで、無理してまで頑張ろうとする後方。まあ、時間のない時にはこうなってしまうのは仕方がない。

次第に、先頭と後方の差がどんどん開きはじめる。

2、3分待っていれば追いついた後方が、5分、6分待っても来なくなってきた。

そして、ついに雨が降ってきた・・・

 

時刻は15:30。

この時期のツーリングでは、もうフィナーレを迎えなければいけない時間だ。あと1時間もすれば周囲はかなり暗くなる。

しかし、ここからまだ500mの登りが待っている。いよいよ、本当に厳しい状況になってきた。


雨足が強くなり始め、全員雨対策に追われる。

上下の雨具やシューズカバー、そして大事なバッグを守るためのカバーなど、皆さん雨にはホント慣れている。

特にバッグはしっかり守らないと後で大変なことになりますよね。

朝の、あの晴天はいったいどこにいったのやら。やっぱりダマシだったか・・・

 

と、ここでKさんの得意技がでた。

最近、暗くなってくるとパンクする。それも連続で・・

今回も、さあこれからだ、って時にやってくれました。

パンクするような所はどこにもないんですけどね、いつも・・

まあ、短い時間で修理完了したが、こうした小さなトラブルの積み重ねがジワジワと効いてくる。

 

再び登りはじめる。

一度下ってしまった足に、この雨の中の登りがやたらきつく感じる。

路面はいいが、きつい勾配に降りざるをえない。頑張って乗ったところで、たいしてスピードはあがらない。

風がないだけ助かった。気温もそれほど寒くない。雨はうっとおしいが、明るいうちにピークに着ければ、まあ良しとするか。

 

やがてダートとなった。

舗装であればまだ救われたが、この一番きつい場面でダートになるとは、いよいよ万事休すか・・

こうなると、もう乗車は不可能だ。深い玉砂利にハンドルが取られる。トルクがかからない。

後続の二人のペースがぐっと落ちた。

コーナーを曲がって、直線になっても後ろに姿が見えない。しばらく待っても来ない。

やっと現れたかと思うと、その表情はかなり険しい。いつもの二人の様子ではない。

カメラの前では笑顔を見せるが、足取りがかなり重い。

それでもカメラに映っている時(16:20)はまだ元気が残っていた。

いよいよ日没を向かえ、周囲が急激に暗くなってくると、二人の姿を肉眼で見つけることができなくなってきた。


あっという間に暗くなった。

毎年、ライトは必須とわかっているため、各自ご自慢のLEDライトが登場する。

一説によると、毎年ライトを自慢したくてあえて暗い中を走ろうとしている? なんて説もあるが、本当に明るいうちに宿に着いたことのないクラブランである。

17:00を過ぎると、いよいよビデオカメラも撮影が難しくなってきた。顔の判別もできないほど暗くなってきた。

声と、LEDライト、テールランプの特徴でお互いを判別するぐらいに暗くなっていた。

そんな中、唯一安心を与えてくれたのが、この明るいLEDライトの光だった。

LEDライトは本当に進化した。びっくりするぐらい明るい。ダートの路面が一気に明るくなり、 しっかり道筋を選ぶことができる。


17:24 先行6名が桧原峠に到着。

完全に真っ暗で、周囲の状況がさっぱりわからない。

雨足は弱まることなく降り続く。すでに靴の中はびしょびしょで、大変なことになっている。

全員揃ってからダウンヒルしたいが、後続がかなり遅れていることはわかっている。さて、どのくらいで追いつくだろうか。

5分、6分、7分・・来ない。そして10分待った。あの二人にしては遅すぎる。いつもの遅れ方ではない。心配になってくる。

携帯が通じない、何かあったか?・・動けないのか?・・まずい状況になった・・

 

峠を下れば宿は近い。宿に行けば車がある。そこで、3名が先に下って車を取りに行く、残った3名で後続を待つことにした。

じっと待っていてもしかたないので、自分がLEDライトをキャリアから外して、歩いて探しに下った。

光が見えない。コーナーを曲がっても、直線になっても光が見えない。いったい、どれだけ遅れているんだろう・・

と、次のコーナーを曲がった時、ようやく小さく動く2つの光が見えた。ああ、やっと来たか・・よかった、動いている・・


17:40 後続2名、峠着。16分遅れ。

かなり疲労困憊している様子。どうやら、二人とも疲労で足をつったらしく、途中から思うように歩けなくなったらしい。

足を引きずるように、ヨロヨロと峠にたどり着いた。

ゆっくりはしていられない。一息ついてすぐに下りに入った。

真っ暗な、雨のダートのダウンヒルだ。そして、ブレーキがほとんど効かない。 疲れた体に、この下りはかなりの悪条件だ。

慎重に下る。ここで転ぶわけにはいかない。一瞬たりとも気が抜けない。緊張する。ブレーキレバーを握りっぱなしだ。

前を行く自転車のテールランプが本当に頼りになる。道がどこへ向かっているのかがよくわかる。

 

18:10 舗装路へ合流。ほっとする一瞬だった。やっとダートを抜けた、と思わず笑顔になる。

18:30 宿に到着。先行の3名とも合流。

別のカーサイ組4名はすでに宿に到着していたが、我々の事が心配で、浴衣姿で出迎えてくれた。

長い長い闇夜のダウンヒルがやっと終わった。これで12名全員が、無事に宿に揃った。


濡れた靴を脱ぎ、ドロドロの姿で部屋へあがる。明るい電灯のもと、何もかも脱ぎ、浴衣に着替え、急いで風呂へ行く。

宿に着いても忙しい。もうくたくただ。そしてやっと全身が乾いた、心地いい体に戻ってきた。

その後は恒例、飲んで笑って、語ってまた飲んで。さらに飲んで語って、笑っての繰り返し。

食って食って、ぜーんぶ食って、それでもお腹がすいているもんね。すごいですね、自転車乗りは、じじいのくせにホントよく食べます。

そして場所を変えて二次会。ここからが本番。ここぞとばかり、自分と隊長からおつまみの放出だぁ。

このために隠し酒も、おつまみも持って走ってるんだぞーー

いつまでも尽きない経験豊富なおじさんたちのお話。まあ、すごい内容ばかりですよ、この人たちは・・・凄すぎます・・


2014年11月3日(月)


翌日は朝から雨。もー、今回は雨ばっかり。

散々騒ぎましたが、それでもしっかり朝になると集合するのが本当のサイクリスト。朝食もモリモリおかわり、すべて完食です。

集金したり、愛車のメンテしたりと忙しい。

宿のハブラシでチェーンの掃除するおじさんとか、チェーンホイールまではずして掃除する隊長とか、みなさんそれぞれこだわりがあります。


ずらりと並んだTOEI、SWの数々。壮観です。

それぞれ皆コンセプトが違うので、同じような仕様がまったくありません。なので、例によってここからが長い、長い・・


今日のこの天気ではすでに全員戦意喪失。

まともに走る気は誰も持っていません。

昨日あれだけ雨に降られたので、もう結構ですと言いたいぐらいだ。

天気がよければ喜多方へ行ってラーメン食べて・・なんて考えてましたが、猪苗代の駅へ直行ということに決定。

宿のご主人に記念写真を撮ってもらって、このクラブランはここで解散。全員で走ったことがない、という不思議な集まり。

再び輪行組、カーサイ組とそれぞれのコースへ分かれ、輪行組はまた雨の中を猪苗代駅へ向かって走り始めた。

濡れた靴に足を入れるときの、あの感触は最悪だけど、もう走り出しちゃえば関係なし。

昨晩、一生懸命靴乾燥機で乾かしたけど、無駄な抵抗でした。

走り始め、一瞬青空が見えて、ひょっとしてまた奇跡の晴天? と期待したけど、今日はすぐに裏切られた。


もー、いったい雨男はだれ? と文句が言いたくなる。

こんないい景色なのに、なーんも見えないし、寒いし、冷たいし、最悪です。

まだ皆と走っているから楽しいけれど、一人だったら結構へこみますね。

そんな中でも、いつでも元気なサイクルキャップのおじさんは、雨もへっちゃらです。

モンベルの雨具が快適で、とってもうれしそうです。

 

雨の中、全員一列になって黙々と走ります。

ふと気がつくと、Gさんが異様な高速回転で足を回しています、が、全然進んでいません。空回りしています・・

うん? なに? どーした? と近づくと、フリーが本当に「フリー」になっちゃたみたいです。

爪がバカになったのか、はずれたのか、漕いでも空転するばかり。あちゃー。

降りて、逆転してみると直ったり、ダメだったり・・どうも、前回のツーリングでも同じ現象が起きたフリーをまたつけてきたらしい・・

まあ、とりあえずダマしながら走れそうなので、そのまま行く。

ほんと、いろんな事が起きますなぁ・・ ツーリングでは、あまり変わったパーツを使わないほうがよさそうですね。

 

一人だったらこの雨の中も、適当に裏道選んで、のんびりポタリングにしてしまうのだけど、クラブランともなると、先頭の走りに皆付いていくしかない。

結構なハイペースでかっ飛ばし、雨具の中はムレムレ状態。いくらゴアテックスとはいえ、そんな爽やかなことなんてありえません。

ひたすら我慢の走りがずっと続く。おかげで、2時間で猪苗代の駅に到着。もう、今日はこれでおしまい、と全員賛成。


まあ、よく降られました。これだけ二日間に渡って雨が続くと、雨の日には何が必要なのか、いろいろと勉強になります。

大きめのゴミ袋、コンビニ袋なんかは一番役に立ちますね。

乾いたタオル、予備の靴下があったらサイコーでしょうね。ハブラシも役に立ちます。


猪苗代駅は屋根下がなくて、輪行するのも雨の中、という過酷な状況。

しかたなく、駅の切符売り場前でちゃっかり分解していたずるい人も・・

人数が多いと、輪行も結構気を使う。バラす場所もかなり必要だし、列車も同じ場所に当然乗ることができないので、分散するのが常識。

駅でも一度に輪行袋が集まると、結構邪魔ですよね・・・ 

全国の輪行する皆さん、ちゃんと気配りして迷惑かけないようにしましょうね。

ついでに輪行に関して一言いいたい。

「横長の輪行袋は使用禁止!」そのまま上から袋を被せた輪行なんて言語道断!! ふざけんな、と言いたい。

それから、ハンドルが飛び出てたり、サドルが飛び出てたり、なんて許しませんよ!! 以上。

 

13:30 郡山駅到着。まずは帰りの切符を手配。

さて、どこかで反省会を、と探すものの、駅中にいいお店がない。

駅前商店街をフロントバッグ持ったおじさんたちがウロつくが、こんな時間から開いている飲み屋はありません。

どこもシャッターが閉まっていて、やっぱり早すぎるなぁ、とあきらめの境地・・

と、頑張って探したらありました! 開店直後? の「さかなや道場」というお店。当然だれもいません。

 

その後は、焼いて、焼いて、焼きまくり。飲んで、飲んで、飲みまくりーー。

たっぷり時間もあるし、お酒も焼き物もおいしいし、ずいぶん飲んじゃいました。


16:30 お店も混んできたのでやっとお店を出ます。

2時間半ぐらい反省会やってました。

店員さんも、いきなりいいお客が入ってきたので上機嫌。

「ありがとうございましたー!」「まった来まーす!」

と、陽気なおじさんたちでした。

さてさて、新幹線で二次会です。

散々飲んだのに、まだ飲もうっていうんだから。

 

楽しく反省していたら、もう着いちゃった。

それぞれの駅で皆さんとお別れして、今年の紅葉ランも無事に終了しました。

結局、何も反省していないので、 来年もまたナイトランとなることでしょう。


 


 

距離: 59.0 km 
所要時間: 8 時間 49 分 6 秒
平均速度: 毎時 6.7 km
最小標高: 244 m
最大標高: 1107 m
累積標高(登り): 1296 m
累積標高(下り): 1074 m


 

距離: 26.8 km 
所要時間: 2 時間 23 分 25 秒
平均速度: 毎時 11.2 km
最小標高: 518 m
最大標高: 849 m
累積標高(登り): 39 m
累積標高(下り): 370 m

(2014/11/2〜11/3 走行)


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