峠への招待 > ツーリングフォトガイド >  ’2017 > 奥会津 湯倉温泉・舟鼻峠



(ゆぐらおんせん)

舟鼻峠:福島県南会津郡下郷村と大沼郡昭和村との境。会津鉄道会津下郷駅の西14km。標高1027m。
    舟鼻山の東側鞍部にある。金山谷の一帯や昭和村から田島町へ通じる道として利用されていた。
現在は県道田島金山線の一番の難所であり、冬季は除雪車も入らず、交通が途絶する。


1993年11月に八十里越を走破した?(ずっと担いだり、押してた)翌日、「林道本名津川線」を行く予定だった。

しかし、八十里越えがあまりにも悲惨で、心身ともにボロボロ、さらに翌日も天気が良くないということで、この林道を行くことを断念せざるをえなかった。

いつか再訪したいと思いつつ、24年の月日が流れて今回に至った。

久しぶりにニューサイを引っ張り出し、NC道案内を読み返す。(NC339号 1992/9)

今回は逆コースとなり、道路状況もかなり変わってしまっ ているだろうが、当時を思い出しつつ期待に胸を膨らますこととなった。


恒例の晩秋クラブラン。

峠越と紅葉、温泉と旨い酒を楽しむ、ベテラン揃いの大人のツーリングだ。

今回は行く前からいろいろと準備に気を使うことになった。
 

総勢9名、輪行8名ともなると、列車の座席確保や、輪行袋の置き場所など、いろいろと気を使わないとならない。

とにかく、帰りの車中反省会のためにも、いい席の確保は必須条件だ。

新潟までの新幹線も、とくだ値35%割引をゲットすべく 、事前申込みする。


行きの新幹線はまだいいものの、帰りの
東武鉄道の新型特急リバティ号は、果たしてこんな大人数で輪行できるのか? まとめて座席確保できるのか?

どんな列車か誰か見に行ってくれとか、新幹線はまとめて取ってくれとか、どうやって切符渡すとか、まあ大人数だと大変ですね、いろいろ。

結局、行きの新幹線は各自の手配、帰りは隊長が駅まで行ってまとめて予約してくる、ということで、結果最高の席をゲットしてくれました。

思い出の湯倉温泉 鶴亀荘も予約できたし、あとは天気次第ということで着々と準備を整えていたのでした。

 

しかし・・・6日前になって、宿から緊急の連絡が・・・ それはなんと

「温泉が出なくなってしまいました・・・」ですって!


どうやら、源泉からのパイプが詰まってしまって、復旧の目途が立たないという深刻な状況だそうです・・・

只見川を眺めながらの露天風呂に入れない・・・どひゃ〜・・・
 

あまりの衝撃と、こんなこと起こるんだぁ、という驚きで言葉も出ません。

緊急事態発生で、 隊長からのメールは、このツーリングどうしようかとメンバー全員の意見を求めています。

さらに当日の天気も最悪で、降水確率100%。


温泉が出ない、ということは風呂に入れない? さらに雨ということでは最初から行く気が失せてもおかしくありません。

さあ、どうしましょ? 困りました。

せっかく行き帰りの座席も確保できて、気分は上々でしたが、一気に暗雲が立ち込めてきました。

毎回必ずトラブルに見舞われるこの晩秋ツーリング。今回は行く前からトラブル発生です。


しかし、やはり皆さんの意見は・・・当然「行きましょう!」でした。

何があろうと、皆で集まって楽しく飲めればそれでオッケー、でした。

ということで、今回の晩秋ツーリングがスタートしました。

 

始発電車で東京駅へ。仲間と合流して6名で朝から楽しいひと時です。

関東地方はいい天気で、本当にこれから雨の中を行くのか? なんとか奇跡が起きてくれないかと願いながら新潟駅へ到着。

降ってきました。降水確率は嘘はつきませんね、やはり。

ここで、前日新潟泊のメンバーSさんが合流し、7名に。


 

磐越西線に乗り換え、津川駅を目指す。雨はかなり強く降っている。

さあ、本当にどうしましょうか? この雨の中、気温の低い中、本当に走るんですか? どうしましょ、皆さん?


車内で地図を広げ作戦会議。

晴れていればそれほどハードではない今日のコースだが、この状況で走ったらどうなるか想像できない。

降りる駅手前まで結論が出ず、意見が分かれる。

・選択1:予定通り津川駅から、雨の中を走る
・選択2:今日は諦めて、会津若松まで行き只見線に乗り換え、宿直前の駅まで輪行し、少しだけ走る
・選択3:津川駅の先、途中の駅からショートコースに変更する


津川駅で次の列車を待っても選択2、3は可能なので、とりあえず降りることに・・・

と、全員降りるかと思ったら、なんとOさんが、
「私は走らないからずっと輪行で行く。宿で会いましょう」と言ってそのまま乗って行ってしまった・・・

うわぁ、こんなことあるんですか? 仲間割れ? 怒ってるんでしょうか? 

まあ、何が正解かわかりませんが、宿で合流ということで、残ったメンバーはホームで再び堂々巡りの議論。

雨はザーザーと激しく降っていて、この中を走りだす気はほとんど起きない。

走ったところで、ランチタイムも楽しめない。

天気が良くなるのなら走る気にもなるが、まったくその気配はない。


「雨具のテストをしたいから走りたい」とか「走らないツーリングなんて考えられない」という強気組の意見。

「でも一人じゃ行かない」とか「やめようよ、いいことないよ」とか「暗くなっちゃうよ」とか弱気組の意見。

隊長も苦渋の選択で困ってしまい、とりあえず寒いので待合室に避難・・・
 

Kさんは最初から諦めの境地で、しっかりくつろいでいる。

待合室はポカポカと暖かく、次第に諦めムードが濃厚に。ついには一杯やり始めてしまって、THE END。

おばちゃんたちに席を譲って、ふれあいのひと時。


結局、悩んだ結果はこうなりました
・選択2:今日は諦めて、会津若松まで行き只見線に乗り換え、宿直前の駅まで輪行し、少しだけ走る
 

そして、やってきた次の列車に乗って会津若松を目指し、Oさんを追いかけたのでした。

「会津若松の駅構内に、いいお蕎麦屋さんがありますよ〜」とOさんからの連絡。

到着後、我々も駅の乗り換え通路に輪行袋置いて、全員でお蕎麦屋さんへ直行。

只見線の乗り換えまで約1時間、お蕎麦屋さんで小宴会 の開始。


実にいい席を確保してくれていました。ちょうど人数分の席が確保されてます。雰囲気も最高です。

メニューもお酒も充実していて文句なし。Oさん、すでに何品も頼んではクイクイやってました。

いったい今回は何しに来たのでしょうか? 乗っても乗っても着かないうえに、飲んでも飲んでも飲み終わらない。

まあ、いいお蕎麦屋さんを見つけてくれました。列車の時間を気にしなかったら、ずっといましたね、このお蕎麦屋さんに。
 

13:07 会津若松から只見線に乗車。

いつまで乗っていれば目的地に到着するのでしょうか。

朝5時の始発に乗ってから8時間が経過している。そしてさらにここから2時間近く乗車する。

もう、笑うしかないってぐらいの乗り鉄状態。さすがに座りすぎて、お尻が痛くなってきた。


 

楽しく笑っていると、宿で合流予定のYさんが車内に現れて全員ビックリ!

予定では、Yさんは前日カーサイで現地入りして、今日はソロで走って宿で合流する予定であった。


「この雨の中、真面目に走っているのはYさんだけだね」「Yさんならこの雨でも絶対走るね」なんて噂していたばかりだったが・・・

「えぇ? Yさんどうしたんですか?」「走らなかったんですか?」「この雨じゃね〜」

走り屋のYさんが走らず諦めたのですから、相当状況が悪い証拠。

そしてOさんはじめ、撤退の判断は正しかったという証明になりました。


15時過ぎ、とうとう目的の会津川口駅に到着。始発駅を出てから10時間経過。こんなの初めて。

相変わらず雨は止まず、やっぱり走らなくてよかったと納得。


悪天候の予想から全員雨対策はバッチリだ。

カラフルな雨具をはじめ、サドルカバー、バッグカバー、レインシューズ、コンビニ袋、ゴム手袋など、各自アイデア満載。

やっぱり、守るところはちゃんと守らないと後が大変。特にサドルとバッグは大切です。

雨の中ついに走り出す。宿までは5km少々。

ようやく走れたという感激から、雨でもなんでもうれしくて仕方がない。

やっぱり走らないで宿直行じゃ許せませんよね。


走りたくてウズウズしていた黄色さんチーム代表は、雨の中でも上機嫌。

はしゃぎすぎて車にクラクション鳴らされたり、撮影中はいつもこんな感じで主演男優賞です。


30分少々で宿に到着。もう暗くなる直前。この判断で大正解でした。

宿には、もう一人前泊メンバーのIさんがすでに到着していて、合計9名全員が無事に揃いました。

思い出の鶴亀荘。

24年前の写真と比べてみても、ほとんど建物はそのままだ。

露天風呂が造られた以外、建物の外観に変化はない。


当時はよくある、さびれた温泉宿であったが、今やすっかりリニューアルされて、それは素敵な極上の料理温泉宿へと大変身していた。

温泉はまだ故障中で、露天風呂には入れなかったが、内湯に入ることができたのでありがたかった。

さて、全員揃って楽しい夕食のはじまり。

案内されたのは 落ち着きのある個室。

丁寧なもてなしと、見事な料理に驚くばかり。これで酒が進まないわけがない。

さんざん朝から飲んできたメンバーだが、さらにここで本気モードに。

「お金に糸目は付けないから、一番いいお酒持ってきて〜」なんて言うものだから、もう女将さんも喜んじゃって・・・

次から次と、オススメのお酒が運ばれて、最後はかわいいコンパニオンまで登場。

地元食材を中心とした創作料理の数々、おいしいお酒、温かい家族サービスに、楽しく大満足の宴でした。

翌朝。

目覚めると、快晴・・・という期待もむなしく、どんよりと曇っている。まあ、降っていないだけでもありがたいか。

全国的にいい天気なのだけど、なぜかこのあたりだけ曇りマークが・・・大丈夫だよね? 今日は?
 

宿の前の只見川は、この先の本名ダムでせき止められているため、ほとんど流れがない。

周囲が明るくなってくると、昨日は雨でわからなかった晩秋の色づきが目の前に広がっていた。

宿の周りをちょっと散歩してみる。冷たい空気が目を覚ましてくれる。もうそろそろ雪を迎える時期も近い。

朝風呂に入りたいところだが、昨日から「朝は湯が冷めてしまって入れませんので・・・」と言われていたので諦める。

窓の外につながる露天風呂は、すっかりからっぽでみじめな姿。

でも、やっぱり入りたかったなぁ・・・どんなお湯だったんだろう。残念。

共同浴場がすぐそばにあるが、入口にはこんな張り紙が貼ってあった。

ここを目的に来る温泉マニアにとってはショックだろう。まさか温泉が出なくなるなんて、想像すらできないだろう。


奥会津と呼ばれるこの辺りは、2011年7月の新潟・福島豪雨災害以降、会津川口駅 - 只見駅間は現在も不通のため、交通の便も限られる。

東日本大 震災後の影響もあり、 これではますます訪れる人も少なくなってしまうのではないだろうか。

(ナトリウム・カルシウム−塩化物・硫酸塩泉のお湯は源泉温度が60.5℃、源泉はこの共同浴場と鶴亀荘で利用されている 。)

 

窓の外には只見川の景色。

昨日ほとんど走っていないため、朝食は皆さん控えめ。

走った距離に比例してご飯の減り方がわかる。今朝は珍しく、お櫃のおかわりは必要なかった。


倉庫から自転車を運び出す。

昨日の雨ですでに自転車もドロドロ。新品のタイヤに替えてくるとこういうことになる。

宿の女将と1歳のコンパニオンに見送られて出発。

お世話になりました。とってもいい宿でした。

「また来てくださいねぇ〜」「早く来ないと私は生きてませんよぉ〜」「この子がお相手しますからねぇ〜」「バイバイ〜」

 


ここで皆さんの愛車紹介コーナーです
(写真の左から順です)


ようやく走れる。

走れる喜び。気持ちよさ。そして楽しさ。

走り出しは、何かこんな新鮮な気持ちで一杯だ。


「う〜寒い・・・」と思わず言葉が出る。気温は6℃の表示だ。

雨上がりの路面はまだ濡れているが、 交通量も少なく、道幅も広くて走りやすい。
 

本名駅を過ぎ、只見川を眺めながら快適に進むと、左手に鉄橋が見えてきた・・・が、きれいにちぎれている。

災害の爪痕が、まだしっかりと残っている。

いったい、どれだけの水量がここを襲ったのだろうか・・・と唖然とする光景だ。

まったく修復する気配も、可能性も感じられない様子だ。



 

昨日降りた会津川口駅前で食料を補充し、国道400を舟鼻峠を目指す。

いきなりきつい坂が待ち受けていて、登り慣れていない体に、冬装備の荷物が重い。


ようやく青空がでてきた。 防寒着を一枚脱ぎ、身軽になって登り始める。

逆光に光る路面が美しく、シルエットになった後姿がいい味を出している。

道は緩く登り始める。車が少ないので、おしゃべりしながらの登りが楽しい。

町の人たちは、軽トラのタイヤを交換したり、家の雪除けの準備をしたりと、冬支度に忙しそうだ。


前方の山の頂を見上げると、もう薄っすらと雪化粧している。

すでに、晩秋から初冬へと季節は変わりつつある。

豪雪地帯だけに スノーシェッドが多く、ここを走るにはテールライトがあったほうが安全だ。

また、道がくねくねと曲がっているため、後ろから来た車が我々をなかなか追い越せず、伴走するような形になる。

車のドライバーもイライラしていることだろうな、きっと。これで交通量がもっと多かったら、結構恐ろしい道だろう。

快調に走るメンバーの面々。

舟鼻峠への旧道分岐までが結構きつく、ヨロヨロとたどり着いて休憩。


すでに13:30を過ぎ、空腹感もそろそろ限界。

さて、旧道へ行くか、トンネルを行くか、作戦会議。

帰りの列車が決まっているため、逆算でランチタイムと輪行の時間を計算すると、そんなに時間の余裕がないことがわかった。

のんきに旧道で時間を費やすわけにはいかなくなり、舟鼻トンネル抜けることに意見が一致。


トンネル内はオレンジ色の照明があり明るい。

それでも車がトンネルに入ってくると、近づく轟音にヒヤヒヤするばかりだ。

各自、それぞれ個性あるテールライトを点滅させながら、舟鼻トンネルを無事に通り抜けた。
 

 

さてどこで楽しいランチにしようかと悩む。

なんたって、このクラブランの最大の楽しみはランチタイムの楽しさにある。

適当なところでさっさと食べておしまい、というのでは許されない。


2011年11月のクラブランで舟鼻峠を走った時に、絶好の東屋があったことを思い出し、そこまで空腹も我慢しようと決定。

延長1,579 mの暗くて長い積入山トンネルを抜けて、豪快にダウンヒル。

腹ペコなので先頭も先を急ぐ。


先頭を行くKさん。ダウンヒルが快適すぎて、東屋への分岐を見落とし、豪快に下って行ってしまった。

走り出すとノンストップに近いKさんだけにまずいことに。

大きな声を出したが間に合わず、あっという間に視界から消えてしまった。

「じゃ、追っかけますよ!」と、常に馬力溢れるもう一人のKさんが追いかけていった。

ありゃ〜、ご苦労様です、助かります。

5分後、戻ってくる二人の姿が遠くに見え始めた。


ずいぶん早いな、さすがだな〜でもなんか走りが重たそうだし、険しい表情・・・と思っていたら、

「やっちゃいました〜切れちゃいました〜」と、Rディレイラーのワイヤーがブチ切れていました・・・

それじゃ、重いよね〜・・・大変でしたね〜・・・でもやっぱり馬力あるよね〜・・・って誰も心配していない。


予備のワイヤーあるけれど、もう後は下ってゴールなので、そのまま修理せずとなった。

行きすぎちゃったKさんは、その後すぐに後方を確認したおかげで、すぐに気が付いたそうだ。よかったねぇ〜

懐かしの東屋。

こんな場所に最高のランチポイントがあるのだが、ほとんど利用する人もいないようだ。

まあ、トイレも水もないから、我々みたいな変わった人以外は利用しないだろうな。


大きなテーブルがあるけれど、さすがに9人では座りきれず少々窮屈に。

さっそく、各自ご自慢のクッキング開始。

宿で作ってもらったお弁当で十分だけど、さらにラーメン、おでん、レトルト食品などでにぎやかに。


自分は、今朝仕入れた生ラーメンに宿のお弁当というメニューだったが、ここで馬力のKさんが大量の隠し具材を披露してきた。

大量のネギ、ウィンナー、チャーシュー、メンマ、カニカマ、チーズ・・・出るは出るは・・・


皆さんに具材をおすそ分けしても、まだまだたっぷり。

食べても食べても具材が追加されて、全然量が減らないんですけれど。

いったい家で何本ネギを切ってきたのでしょうか?


ツーリング前にネギを切っている姿を想像するだけで笑えます。それだけ、ランチに命を懸けている証拠ですね!

おかげさまで、私のラーメンは、上の写真のようにとっても豪華で美味しいチャーシュー麺に変身しました。

寒い季節は、やはり温かいラーメン、おでんは最高だ。

最後はラーメンのスープにおにぎりを入れて雑炊。

あるいは、おでんのおつゆに棒ラーメンをいれて完成だ。

さらに、食後のコーヒーまでいただければ文句なし。


今日の皆さんのメニューは何かな? と毎回様子を伺うのが楽しみだ。

年々メニューに凝ってきて、ついには具材を大量に持って走るメンバーまで登場。

ネギ、「いいね!」 次は絶対にまねしようっと。


さあ、今回のツーリングもフィナーレだ。満腹になり、身も心も満たされてダウンヒルの開始。

日も傾き始め、日陰のダウンヒルは体感温度もかなり低い。

時間に余裕ができたおかげで、駅までの道も余裕をもって走れる。

 


 

6年ぶりの会津田島駅。

あの時は時間に追われ、発車5分前まで輪行し、最後はなんでも突っ込め、というぐらい慌ただしいフィナーレだった。

今回は ゆっくり輪行もできたし、売店でじっくりと反省会用材料を仕入れて完璧だ。


ずらりと並んだ輪行袋の数々。形、大きさ、ばらし方もいろいろだ。

こうして並べると、やはりヘッド抜き輪行の小ささがよくわかる。

ここでカーサイのYさんとはお別れ。


リバティ号が入線してくると我々も緊張する。

果たして、8人分の輪行袋を無事に置くことができるだろうか?

出入口が前、中央、後ろの3ケ所しかなく、普通の車両とは違って乗り降りが集中する。
 

運よく、我々の車両はそれほど混んでいなく、回転させた座席の後ろや車椅子スペース、トイレ前などに分散することができた。

始発のうえ、いい席を確保していたので本当によかった。

反省会は、延々3時間。

こんなに買ってホント飲めるんですか? なんて売店では思っていたけど、結果途中で全部なくなっちゃった・・・

隊長のフロントバッグからは、隠しつまみが出る出る・・・最後は定番のいかソーメンでおしまい。
 

しかし、よく飲みますね、皆さん。というか、これが目的でしたけど・・・

8人が横に並んで、まるで居酒屋で飲んでるようでした。

これだけゆっくり反省会できるのも、この会津地方ならでは。

 

(←--今回好評だった焼きうるめ。軽くて、美味しくて、日本酒に最高)

 

まあ、今回も充実した晩秋ツーリングでした。

走りはたいしたことなかったけれど、相変わらずこのメンバーの集まりは愉快で楽しいですね。

大きなトラブルや、ナイトランもなく、よく乗り、よく飲んだ「乗り鉄、呑み鉄」の二日間でした。

こうして、また何も反省せず、全員無事に帰ってきたのでした。


結局、今回も行けなかった「林道本名津川線」。

3度目の挑戦はいつになるかな? 懲りずにまた行きましょうね、皆さん!


特別付録 リバティ号輪行編 人数が多い時は、ここに置きましょう

(車掌さんに許可をもらえば安心ですね)

車椅子スペースに2、3台置けますが、もちろん車椅子が優先です。車椅子の方用の座席1A後ろに1台置けます。

多機能トイレの前に2、3台置けます。シートを回転させてボックス席にすれば、後ろに置けます。


 

 

距離: 52.8 km
所要時間: 6 時間 18 分 4 秒
平均速度: 毎時 8.4 km
最小標高: 288 m
最大標高: 965 m
累積標高(登り): 912 m
累積標高(下り): 679 m

(2017/11/11〜11/12 走行)


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