峠への招待 > ツーリングフォトガイド >  ’2019 > 多摩川晩秋(砧公園・成城・野川・多摩川・多摩川台公園)




先週に引き続き、師走の多摩川界隈を散歩する。
今日のスタートは砧公園から。

砧公園に続く遊歩道が美しい。


角を曲がってきたママチャリも思わず歓声をあげるほどだ。

平日の砧公園は人もまばら。広大な園内に晩秋の景色が広がる。
 


サイクリングコースをのんびり周回する。

風もなく穏やかな天気の中、次々と見事な色づきが鑑賞できる。


すぐ横では車が行き交う大都会のど真ん中。

一歩公園内に踏み入れるとこんな景色が待っていてくれる。
 


成城の高台から富士山を遠くに眺め、野川へ降りる。

野川公園まで行きたかったが、日没も早いので予定を変更して多摩川へ戻る。


どこを見渡しても晩秋の景色だ。もうまもなく都会も真冬の様相だろう。

二子玉川付近の多摩川も、台風の被害でどこも大量の泥、砂に覆われている。

使用できなくなったグラウンドには、誰も人の姿が見えない。
 


誰もいない、静かな多摩川を眺めながらコーヒータイム。

景色も一変してしまって、なんだか別の所へきてしまったような感じだ。


いつものように
、アルコールストーブでお湯を沸かす。

すると、下から年配の夫婦が上がってきた。

ちょうど
通り道になっているようで、広げた道具を横へどかす。


お邪魔してすみません」と旦那さん。

いえ、いえ、こちらこそ邪魔ですみません」と自分。

へぇ〜、お湯沸かしているんですか?」

えぇ、ちょっとコーヒーでも飲もうかと思いまして・・・」

「いやぁ、いい趣味ですねぇ、自転車で・・・私も時々深大寺とか行くんですよ・・・」


なんて会話で盛り上がった。どうやら自転車好きのご夫婦のようだった。
 


台風の復旧作業があちこちで続いていた。まだまだ、泥、砂、倒木などがあちこちに広がっている。

丸子川に沿って多摩川台公園へ。


いつもは
通り過ぎてしまう公園だが、晩秋の景色を味わおうと今回は公園内に入ってみた。

自転車は持ち込めないと思っていた が、注意書きを読むと、押していけば遊歩道デッキがOKとなっている。

さっそく、公園内を散策だ。
 


平日なので、ほとんど誰もいないので高台からの多摩川を独占できる。

こんな素敵な場所があったとは・・・知らなかった。


休憩所には、ベンチ、テーブルが用意されていて、眼下に流れる多摩川が絶景だ。

さすがにここで火を使うことはできないが、絶好のランチポイントに間違いない。
 


古墳があるとは驚きだ。

公園は見事に整備、管理されていて文句なし。

高台からの眺め、整備された遊歩道、そして公園の広さ。なんて素敵な憩いの場なのだろう。
 


武蔵小杉の街並みと、東急線が目の前に広がる。
そして夕日の中に遠く富士山が映る。

日が沈む中、ここからの雄大な景色を眺めているだけで時を忘れられる。
 


晩秋の多摩川。
なかなかいい色を味わえる。

新たな発見、素敵な景色、なかなかいいお散歩だった。
 

 

(2019/12/12 走行)


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