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まるで3月のような暖かい陽気。
記録的な雪不足。

地球温暖化なのか、異常気象なのか、さっぱり寒くない今年の冬。

適当に午後から走り始める。
 


生田緑地にでも行ってみるかと、駒沢を抜け、深沢から野川へ出る。

風もなく、半袖でもいいぐらいの気温だ。
 


多摩川も穏やかだ。

昨日の大雨の名残が残っているが、晴れ渡った青空がとても爽やかだ。

本当にこれが1月なのかと疑ってしまうほどの暖かさだ。


昨年の台風の復旧工事があちこちで行われている。

専修大学の激坂を登りきると、生田緑地の入口だ。
 


岡本太郎の美術館や、日本民家園など見どころがたくさんある。

園内は自転車は乗車できないので、のんびりと押して歩く。
 


標高100m弱だが、どうしてどうして、なかなかの眺望だ。

多摩川からちょっと頑張って登ると、こんな眺めが手に入るのかと驚きだ。


「七草峠」 標高約80m

何度もここに来ているが、やはり「峠」の名前を見ると感激だ。
 


峠から下ると、川崎市立日本民家園が広がる。

広大な敷地に、水車小屋・船頭小屋・高倉・歌舞伎舞台など25件の建物をみることができる。


残念ながら、そば処「白川郷」は耐震工事の為、2018年6月より休店している。

タイムスリップしたかのような眺めが、心を癒してくれる。
 


ファンにはたまらない客車や機関車の展示もある。

遠い昔、こんな客車に乗ったことがあったような・・・なんて思い出す。

さすがにこの機関車には乗ったことがない。
 


静かな園内だ。広々とした園内に人の姿も少ない。

ちょっと多摩川を離れて、こんなに素敵な空間があるなんて驚きだ。
 


民家園を巡って、おいしいおそばをいただいて、そしてプラネタリウムでも楽しめば最高の一日だ。

こんどゆっくり遊びに来よう。
 


多摩川へ戻る。

二ケ領宿川原堰から二子玉川を目指す。

所々工事が行われていて、道が迂回したり、広くなったり狭くなったりと忙しい。
 


台風の被害で、いまだにまともに使えないグラウンドが多い。

水はけが悪く、水たまりを避けるように子供たちが遊んでいる。


二子玉川
の楽天ビルを正面に眺めながら、ベンチに座ってコーヒーをいただく。

少しずつ、少しずつ多摩川も回復してきた。

のんびり、ゆっくり、味のあるポタリングだった。
 

(2020/1/29 走行)


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