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ツーリングは今のところ安心だ。アウトドアだし、密室ではないし、濃厚接触もない。
3人が輪行で蘇我駅に集合。そして隊長は自走でやってきた。
お得意4人衆が今回も集まって、春の房総ツーリングの始まりだ。 |
さすがにデモンタ、組み立てるのは一瞬です。手品を見ている感じで組みあがってしまいました。
千葉なんて高い山はないから楽勝楽勝、なんて思ったら大間違い。
太いタイヤのランドナーで走るには相当ハードなコースだ。 |
走り始めて最初のトラブルだ。ダルマねじが緩んでいたので締めなおす。
新車は初期症状であれこれ不具合が出てくる。まあ、早めに気が付いてラッキーだった。 |
女性が何人か含まれているところを見ると、自転車ショップの集まりだろう。
それでも信号で追いついたり、また抜かれたりとしばらく一緒に走ることに。
こんなニッカスタイルで、ガード付けて走っている自転車は1台もいない。
シフトレバーの滑りが良すぎて、自動変速になってしまうらしい。よーく拭いて、よーく締めて解決。 |
「皆さんはどういう集まりなんですか?」と聞くと、「自転車ショップの集まりです」と返事が。
「トーエイは素晴らしいって聞いていたから、見れて感激です」とオバサンレーサー。
なんだ、我々も結構役に立っているじゃないですか、と気分がいい。 |
単調でこれといったピークがないため、なかなか休憩するポイントが少ない。
ようやく先頭が止まってくれて一息ついているところだ。 |
緊張感がほどける。やっぱりツーリングはこうでなくっちゃ。 |
早めに入らないと混んでしまうというので、頑張って走ってきた。おかげで一番乗りだ。
待つこと少々、揚げたての天婦羅が次々運ばれてきて、各自の皿に盛りつけてくれる。
窓の向こうには、ちょうど走ってきた車両が駅に到着する姿が見えた。 |
本日のコース、まだ半分も走ってない。やはりなかなか手強い道のりだ。
里見駅で菜の花と戯れ午後の走りに入る。 |
「世界一大きなトイレ」にはたまげた。ぜひ一度訪れて見ていただきたい。 |
それでもまだ静かな時期なので、無人駅で洒落た一枚を撮ってみた。 |
柿木台第一トンネル、全線素掘りのトンネルだ。将棋の駒のような形をしている。
なかなか野趣あふれる、スリリングなトンネルだ。 |
トンネル内は多少荒れているが、距離も短くすぐに出口になる。
3つ目のトンネルは一番長く、暗くてライトが必要だった。 |
17時必着ということで、地図とGPSをにらみながらペースを上げる。
こんな走りに慣れていない自分は、ちょっとした起伏ですぐに遅れだす。
ガーミンの残り距離に励まされながら、必死に先頭集団を追いかけていた。 |
それにしても国道の交通量は多く、せっかくの海岸線沿いの道も、景色を眺めている場合ではない。
前にカーサイで来た時は簡単に宿まで行ってしまったが、なんだこの坂は・・・
最後は乗ってゴールしたいところだが、とうとう力尽き、押してゴール。
いやはや、なんてハードな一日だったんでしょうか! もう、参りました。 |
風呂上がりに、オーシャンビューを眺めながら至福の乾杯だ。
いやぁ、素晴らしい。そして、ビールが水のように体に流れていく・・・うまいねぇ〜 |
やっぱり走った距離に比例して、お酒が旨いね。
持ってきたつまみを披露しながら、今夜も熱い語りに時を忘れる。
最後は、「今何時かい?」ってことで、日付が変わってようやく眠りについた。
長い一日だった。明日は体が動くか心配だ。 |
(2020/3/15 走行)
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