峠への招待 > ツーリングフォトガイド > ’2022 > 品川区の坂道
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参考資料
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「大江戸坂道探訪」 |
「タモリのTOKYO坂道美学入門」 |
坂学会 「東京の坂」リスト 【23区】内 |
それでは、坂道巡りスタートです(全25坂)
江戸見坂 えどみざか |
1/25坂 |
西小山駅へ下る住宅街の中の坂道。かなり広い道路だが、人の姿も車も少ない。 かつてはこの坂の上から江戸市中が見渡せたらしい。本当だろうか?信じられない。 |
八幡坂 (小山) はちまんざか |
2/25坂 |
近くに小山八幡神社があるので、そこから名前がついたのではないかと言われている。 この坂も江戸見坂と同じように、住宅街の中の静かな坂道だ。 右の写真は小山八幡神社。周囲はとても静かでひっそりとしている。 |
鏑木坂 かぶらきざか |
3/25坂 |
昭和大学の横をまっすぐに登る坂道。旧天領名主鏑木家の屋敷があったらしい。 坂の標識がないので、何か坂の名前にちなんだ表示はないかと探したら・・・ありました。 表札に「鏑木」を発見。きっと何かつながりがあるはずだ。タモリさんも喜びそう。 |
皀莢坂 さいかちざか |
4/25坂 |
中原街道を環七方面へ登る、緩く長い坂道。 皀莢(さいかち)とは木の名前だそうだ。こんな難しい漢字を見るのも初めてだ。 今は物凄い交通量だが、昔は昼なお暗い坂道だったそうだ。 |
カナリヤ坂 かなりやざか |
5/25坂 |
なんとも不思議な名前の坂だ。坂の途中にあった鳥獣店の主人が命名したらしい。 細く短い急な坂で、自転車で下るとかなり恐怖感がある。下った先は旗の台の駅だ。 坂の途中の公園にカナリヤ坂の標識を見つけた。坂の途中の歯医者にもカナリヤの名前がついていた。 |
ヘルマン坂 へるまんざか |
6/25坂 |
いかにも外人の名前がついたような坂。昔、ヘルマン氏が坂の途中に住んでいたらしい。 道路地図にしっかりと「ヘルマン坂」と記載されている。周囲は高台で眺めがよい。 東大井から東京湾まではわずかの距離。昔はかなり眺望も良かったことだろう。 |
犬坂 いぬざか |
7/25坂 |
ヘルマン坂からすぐの所に、車1台がやっと通れるような細い坂道が犬坂。 くねくねと曲がった先はどんどん住宅地の奥へ登っていく。最後は階段が現れてちょっと驚く。 階段の途中に公園があり、団地へと繋がっているようだ。道も狭く、階段も急で生活が大変そうだ。 |
木芽の坂 このめのさか |
8/25坂 |
立会小学校の横を第一京浜へ下る長い坂。まっすぐな坂道で気分よく下れる坂だ。 下から登るとなると、ちょっとガックリとくる坂だ。 「フラッツ木の芽坂」という、「の」の字の位置が違うマンションがあった。 |
旧仙台坂 きゅうせんだいざか |
9/25坂 |
第一京浜から大井町駅方面へ登る急坂。かなり多くの歩行者・自転車が行き来している。 坂の上と下に「旧仙台坂(くらやみ坂)」の標識がある。”くらやみ”というのは、昔やはり暗かったのだろうか? |
仙台坂 せんだいざか |
10/25坂 |
旧仙台坂の北側に位置する、こちらも交通量が多い坂道。勾配は緩く自転車でも楽に登っていける。 「仙台坂」のバス停が坂の上にある。道路も歩道も広い、賑やかな通りだ。 |
ゆうれい坂 ゆうれいざか |
11/25坂 |
なんとも不気味な名前の坂である。坂の標識がないので、ここがゆうれい坂だと知らない人も多いだろう。 かつては薄暗くて寂しいところだったのでこの名前がついたらしい。 道は細く曲がっていて、確かにこれで薄暗ければちょっと怖いかもしれない。 |
ゼームス坂 ぜーむすざか |
12/25坂 |
解説によれば、この坂はもとは浅間坂(せんげんざか)と呼ばれていて、急な坂だったらしい。 明治時代にゼームス氏が私財を投じて緩やかな坂に直したという。 坂道としてはたいした勾配ではないので不思議だったが、そういうことだったのかと納得した。 |
御殿山の坂 ごてんやまのさか |
13/25坂 |
山手線を越えて、目黒川のほとりから登っていく通りが「御殿山通り」。 かなりの急坂を登っていくと、坂の上に標識がある。周囲は深い緑に覆われた別天地だ。 オフィス街の裏手にこんな素敵な空間があることに驚く。散歩するのに最高だ。 |
八ツ山の坂 やつやまのさか |
14/25坂 |
かつては「ソニー通り」とも呼ばれたこの辺り。大規模な再開発で、昔のイメージはだいぶ変わってしまった。 道は五反田駅方面から品川駅方面へ緩く長く登っていく。交通量も激しい。バス停の横に坂の標識が設置されている。 |
大正坂 たいしょうざか |
15/25坂 |
この坂は謎の坂だ。品川区の解説にも記載がなく、坂学会のHPでこの坂道の存在を知った。 今回の坂道巡りで最も苦労したのがこの「大正坂」だ。なんと二日がかりで”捜索”する事態になった。 初日は地図を頼りに探し回ったが発見できず。翌日再度情報をもとに探してようやく見つけた。 通常の道にある坂ではなく、住宅地の間を通り抜けて行く坂だ。さらに草木に覆われて標識も見えない状態だった。 |
相生坂 あいおいざか |
16/25坂 |
五反田駅から高輪台へ登る緩く長い坂。交通の大動脈で、ひっきりなしに車が行き交う。 都内ではとても道幅が広く、片側4車線もある広い道路だ。車やバイクで通るときは実に気持ちがいい。 自転車で走るときは、周囲の車のスピードに圧倒されて怖いぐらいだ。 |
禿坂 かむろざか |
17/25坂 |
山の手通りから不動前駅の側を通り、武蔵小山方面へ登る緩く長い坂。 桜並木が有名で、満開の時期には歩けないほどの大渋滞になる。 坂の名前の由来は古い歴史物語があるようだ。かむろ坂公園も大賑わい。スーパーオオゼキで買い物客も凄い。 |
桐ケ谷坂 きりがやざか |
18/25坂 |
桐ケ谷斎場のある桐ケ谷通りから、五反田、TOCビル方面へ下る坂道。 中原街道の坂の上に「桐が谷坂上」のバス停がある。常に交通量激しい坂道で、自転車で走るのは怖い。 |
清水坂 しみずざか |
19/25坂 |
戸越銀座商店街を走り、二本目の道を右折する。坂道の標識はないが、途中の歯科医院に坂の名前がついている。 坂は短いが意外と急坂で、一気に登らないと押すことになる。通りは商店街の賑やかさはなく静かだ。 |
宮前坂 みやまえざか |
20/25坂 |
清水坂と同じような坂道が何本も続く。宮前坂は清水坂から2本先の坂道。同じように直線の急な坂だ。 撮影しているとちょうど下から年配の女性が自転車を押して上がってきた。やはり辛そうだ。 付近に寺や神社があることからこの名前がつけられたそうだ。 |
八幡坂 (戸越) はちまんざか |
21/25坂 |
続いて隣の道が八幡坂。商店街から登っていく道は緩くカーブしていく。 電動自転車なら楽勝だが、そうでなければ押したくなる坂だ。途中から道幅がせまくなってくる。 電柱脇に標識が隠れている。人通りもそれほどなく、静かな坂道だ。 |
三井坂 みついざか |
22/25坂 |
さらに隣の坂道が三井坂。この辺一帯は,かつて三井農園・三井文庫があったことからその名がついた。 商店街の賑やかさは一本横道に入るだけで嘘のように静かになる。 坂の途中の民家の塀に、三井坂と刻まれた石標がある。写真を撮っていたら、通行人に不思議そうな目で見られた。 |
平和坂 へいわざか |
23/25坂 |
連続した坂道の最後が平和坂。坂の下にある標識はちょと他の標識とはデザインが違う。 理由はわからないが、シルバー色の高級感溢れる標識だ。坂は意外と急坂で、上から見下ろすと眺めがいい。 商店街へ買い物に行って、この坂を登ってくるのはお年寄りにはかなり辛い。 |
百反坂 ひゃくたんざか |
24/25坂 |
通称“百反通り”と呼ばれる 長い坂道。大崎駅周辺は再開発でかなり道路も整備された。 この道も昔からこんなに道幅が広かったとは思えない。車道も歩道も広くて非常に使いやすい。 坂は緩く長い坂道だ。開放感がある坂道なので気分がいい。交通量もそれほど多くない。 |
峰原坂 みねはらざか |
25/25坂 |
立正大学の横を山の手通りに下っていく坂。道幅は広くなく、大型車のすれ違いは苦しそうだ。 ほぼ直線的な坂道が山の手通りまで続く。さすがに学生の姿が多く、皆坂の下へ向かって歩いていく。 大学から先の坂道を登っていく人はほとんど目にすることは出来なかった。 |
走り終えて
大田区、目黒区の坂道巡りが住宅街が多かったのに比べ、品川区の坂道は商業地エリアの中の坂が多い。 |
(2022年5月 走行)
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