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2024年5月30日(木)


たまには京浜島へ行ってみようかと思って走り出した。
久しぶりにデジタル一眼を持ち出し、ズームレンズを付けてきた。

これで羽田の飛行機を撮ろうという作戦だ。
呑川から「見晴らしばし」を渡って昭和島へ。


昭和島から「京和橋」を渡る。この辺りはトラックで道も渋滞している。
橋を行き来するコンテナートレーラーが、次々通り過ぎていく。そして遠くの海上に船舶の姿も見えてきた。
京浜島へ渡ると、物流最前線の基地がずらりと並ぶ。

道路は大型車両ばかりで、自転車などどこにも見当たらない。
さすがに車道を走るのは気が引ける。
歩道をゆっくりと進む。それでも建物からの車の飛び出しに要注意だ。


京浜島をまっすぐ進むと、「京浜島つばさ公園」に突き当たる。
ここは羽田空港に離着陸する様子を、目の前に見ることができる。

さっそくこんな豪華なシーンを撮影することができた。
着陸する飛行機、コンテナ船、そして小型の船舶と、役者の勢揃いだ。
やはりズームレンズの威力は凄い。スマホのレンズではこんな絵は撮れないだろう。


着陸ラッシュの時間帯は、次々と様々な航空会社の飛行機が降りてくる。
あまりに近いので、機影もこんなアップで撮影することができる。
やはりANA、JALが多いが、時々珍しい飛行機が降りてくるので目を離せない。


つばさ公園は、まっすぐな遊歩道が約1km続く。
ベンチでのんびりと飛行機鑑賞している優雅なカップルもいるが、やはりメインは「カメラおじさん」だ。


お金も時間もあるおじさんたちは、高価なズームレンズで撮影している。
キャノンでしょうか? ニコンでしょうか? 自分にはわからないけれど、ウン十万するのはよくわかる。
自分の18-200mmのレンズなんかでは笑われそうだ。


時間帯が変わってくると、今度は離陸の様子を撮影できる。
いつもは多摩川側から眺めていたが、京浜島からの様子は、音も迫力も別格だ。
離陸も、機種によって離陸ポイントが違うようだ。それぞれ変化があって、見ているだけで面白い。


1km進んで端まで来ると、「京浜島緑道公園」が現れる。
ここにもカメラおじさんが高台に乗って待ち構えている。ここはさらに大迫力の写真を撮ることができる


ちょうど頭上が着陸するコースになっているため、いきなり轟音とともに巨大な機影が出現する。
この突然の「出現」は心臓が止まるほどの衝撃で、思わず「うわ!」と叫んでしまうほどだ。

カメラを構えて空を見上げていると、建物の屋上からこんな大きな機体が視界に現れる。
連写で何枚か撮ったら、すぐに体を反転して機影を追う。
写真を見ると、いったいどんな場所から撮影したんだと思えるようなアングルだ。


たっぷりと撮影して、緑道公園をあとにする。
物流倉庫の裏手を抜けていくこの緑道は、なかなかいい雰囲気だ。
すぐ横は海。海抜わずか2.8mしかない。以前は野良猫がいたが、残念ながら姿は見えなかった。


京浜島の走行記録。ぐるっと、時計回りに一周すると、とても楽しいひと時を過ごすことができる。
以前来た時に比べ、より飛行機鑑賞が面白くなった。離着陸のルートが変化した影響だろう。


最後は京浜島から戻って、大森ふるさとの浜辺公園へ立ち寄る。
広々とした浜辺と、綺麗な緑地が広がるお気に入りの公園だ。

ここからも、遠くの空に飛行機の姿を眺めることができる。
そして、とにかくアジサイがとっても綺麗な一日だった。

(2024/5/30 走行)


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