20万図
いまさら20万図の説明をするわけではないが、ツーリングの最中に5万図では物足りないことを感じることはないだろうか。
できればもう少し全体図が知りたいと思うことがないだろうか。
目の前に連なる山、かすかに見える遠くの山、眼下に見える町並み、川の流れ、そして自分の位置、標高。
その場に20万図一枚があるとそうした視界に入るものの位置関係が確認できる。
20万図に記載されている「峠」を赤サインペンでマークしていくと、これがまた新たな発見につながる。
ちょっとした休憩の時、風呂上りの一杯の時、あるいはローカル線での輪行の時、そんな時20万図が一枚あるだけで旅心が豊かになり、1時間でも2時間でも眺めていられる。
走っている時は5万図に任せるとして、休んでいる時にはぜひ20万図を眺めてほしい。きっと、次の新しいツーリングのプランが浮かんでくるはずだ。(2002/5)