コロラルのボトルがこんな形になって復刻し、世間に出回っている。

詳しい事情は私にはわからないが、往年の名作が素晴らしい進化を遂げて戻ってきた。

何と言っても、ステンレス製の保温ボトルになったことが最大の変化だ。

新旧を比較すると、そのほかにも細かな点で変化を遂げている。


重くなり、容量が減ってしまったのはデメリットだが、ネジ式のふたとスリムなデザインは素晴らしい。

ネジ式のふたによって、紛失の心配とコルクの破損の心配がなくなった。

高級感ある手触り、美しい仕上げ、そして変わらぬロゴ。よくできている。素晴らしい。

夏と冬に近所のポタリングでいろいろ使ってみた。

夏場は氷をたっぷり入れ飲料水を満たす。


ボトルの容量が少ないので予備のペットボトルを持っていく。水が少なくなってきたら補充する。

真夏の日中、3〜4時間程度であればしっかりと氷が残っている。お散歩程度なら十分な保冷力だ。

冬場には、インスタントコーヒーを入れ、お湯を目一杯注いでホットコーヒーを持っていく。

適度に走って静かなベンチでおやつタイムだ。甘いお菓子や軽食でくつろぎの時間だ。


ガスでお湯を沸かしてもいいのだけど、保温ボトルなら好きな時に温かいコーヒーが飲める。

ホットコーヒーを450mlも入れていくと、何度か休憩してもホートコーヒーを楽しめる。

デザイン、機能、質感、すべてに満足できるボトルだ。

ただし、やはり容量が少ないため、ツーリングで使うには役不足だ。予備のボトルが必要だろう。