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ポケットクーラー (菊川製作所)
峠の上で、いかにおいしく冷たいビールを飲むか。
この課題に色々悩んできたが、完全に満足するものは未だ出てきていない。
特に夏場にかけては、炎天下の中を走るわけであり、さらに峠までは最低でも2時間ぐらいの保温能力を備えていないと冷たいビールにはありつけない。ぬるくなったビールなど水よりもまずく飲めたものではない。
わざわざ重量物を持って登るわけであるから、苦労した挙げ句、ぬるくなっていたでは許されないのである。
ロングキャンピングの時には、恥を捨てリヤキャリアに小型のクーラーボックスを積んで走った。これは完璧だった。350ccが9本も入った。しかし、通常のツーリングではそんなアホはできない。
この製品を使い始めてかなりの年数が経つ。今の所、1日のツーリングではこれに勝るものはない。
ネオポリマットという新素材だそうだが、こいつにビールを入れ空気を遮断する。心配なら2枚使う。もっと心配なら家から用意してきた保冷剤を入れる。
まあ、ここまでする時はよっぽどの時だが、まあ、2枚使えば峠で冷たいビールにありつける。ほとんど重量はないし、空いた袋はゴミ入れにもなる。常に2枚はバッグにしのばせておきたい便利グッズだ。
失敗談を一つ。峠で、さあ飲もうと袋を開けると何と水浸し。何で?と見ると缶に穴が開いてビールが漏れている。何で?…
何とダートの振動で、入れていた氷の保冷剤とビールがぶつかり穴が開いたと判明。
保冷剤を使う時は何か巻いたほうがよさそうです。