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アウトドアコーヒーメーカー(ダイソー)



ダイソーのアウトドア用品の充実ぶりには驚くばかりだ。とうとう、こんなコーヒーメーカーまで現れた。

値段も1000円! もう100円ショップではないじゃないか!


しかし、このコスパの凄さにはたまげる。内容物を見れば、その充実ぶりに感激する。

カップが2つ、ミル、ドリッパーがセットになって、全てが一体型にドッキング! スゴイ!


そのコンパクトな姿には、思わず拍手をしてあげたくなるほどの完成度だ。

デザインした人、設計した人、ホント天才!


材質などいろいろと細かく書かれている。特に使用上で気になる点は見当たらない。

さて重さだが、フィルムケースにコーヒー豆を入れると14g。合計294gだ。

ツーリングにこれを持って行くわけにはいかないが、近所のポタリングであれば合格だ。


使い方に慣れるために、まずは家で練習だ。

豆を入れてミルのハンドルを回す。力もいらずにクルクルと回すと豆が挽かれていく。


しかし、豆の破片が結構周囲に飛び散ってしまう。ゆっくり回しても飛び散る。

まああとで片付ければいいけれど、気になる方もいるだろう。

細挽き〜粗挽きまで、お好みの挽き方に調整できるようになっている。


フィルターは紙のフィルターを使うのではなく、ステンレス製の細かいメッシュになったものだ。

お湯を注ぐと、結構ゆっくりとドリップされていく。おかげで十分に粉を蒸すことができる。


カップが黒いので、コーヒーの色がさっぱりわからないが、飲んでみるとまずまずの風味だ。

カップの口当たりもソフトで悪くない。


購入して以来、家の中では使ったのだが、やはりアウトドア本番で使ってみないことには評価はできない。

さっそく秋晴れの昼下がり、あれこれ道具を抱えて走り出す。


食後のコーヒーということで、道具を取り出しお湯を沸かす。

コーヒー豆の破片が飛び散るので、対策として「フタ」を作ってきた。

クリアファイルを丸く切ってはめ込んだだけだ。豆を入れるときにめくって投入。これで飛び散らなくなった。


今日は天気も良く、風もないので条件はなかなかいい。

風があると、粉が飛んだりカップが倒れたり・・・と、何が起きるかわからない。


時間はかかったが、おいしいコーヒーができあがった。

やはり、こうして淹れた一杯のコーヒーは格別だ。まあ、贅沢な遊びだと思えば納得できる。


お楽しみの後は、当然これが待っている。道具を使えば汚れる。そのままにしておくわけにはいかない。

ブラシで粉を払い、帰宅後流しできれいに水洗いする。


一杯のコーヒーのために、どれだけ時間をかけているんでしょう? でも、それが大人の楽しみ。

全ての人におすすめはできないが、こんな「面倒くさい」「手間がかかる」ことこそ、アウトドアでしょうね。

(購入 2022年7月)


おすすめ指数 ★★★☆☆