マップポインター
GPSを買うときに色々と調べていたら、この「マップポインター」なるものの存在を知った。
ハンディGPSは種類にもよるが、地図を画面に表示してのナビゲーションはできない。たとえ地図表示ができる機種であっても、車のカーナビのような詳細なナビゲーションを期待することはできない。
ハンディGPSから得られる現在地の情報は、経度、緯度の情報しかない。
この情報を元に地図上で現在地を寸分狂わず正確に知るには、それなりの道具と、準備が必要だ。
1/50000、1/25000図の周囲には経度、緯度の目盛りが刻んである。
普通、こんな目盛りを気にすることも、使うこともないから、何の役にも立っていなかったのだが、GPSとマップポインターを組みあわすことにより、もう、道に迷うことも、現在地がわからなくなることもないだろう・・・(まだ、実際に使っていないので)
使い方は、GPSで得られた経度、緯度を地図上から探せば現在地がわかるという簡単な事なのであるが、たとえば
N36°27′09.4″
E138°48′15.7″という情報から地図上の一点を探し出すことが手作業でできるだろうか。
何も道具がなければ、まず正確に探し出すことはできないだろう。
そこで登場するのがこのマップポインターというわけだ。
使う前に準備として地図上に経緯度の1分線を引いておくことが必要だが、大した作業ではない。
あとは作業手順にしたがってマップポインターと地図を合わせれば、データポイントと記された部分が現在地となる。
通常のツーリングでは、周囲の状況、地形の判断などから完全に現在地を見失うということはまず考えられず、携帯する必要性はないかもしれないが、地形図ソフトとともに地理の学習に大いに役立つ。