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充放電器 (スーパーチャージャー)



「週刊スタパトロニクス」というサイトで見つけたニッカド、ニッケル水素電池専用の充放電器である。定価も12,000円(実売7700円)とかなり高価である。

見た目も実物もかなり大柄で、一般家庭にある充電器とは比べ物にならない巨艦だ。対応する乾電池は、単4から単1までと9V、ガム型電池まで対応する。

どうしてこんな邪魔なものを手に入れたかというと、一番の目的が「放電」機能がほしかったからである。

充電式電池はご存知のようにメモリー効果という厄介なものがあって、放電せずに充電を繰り返すと、充電容量が少なくなったり、電池の寿命自体が短くなるといわれている。

 この充電器を使うと、通常500回の寿命が2500回まで伸びるという報告もある。(本当かどうかは不明)
まあ、寿命が伸びるかどうかはいいとして、色々と充電池を使う機会が多くなってきたので、しっかりとした放電器がほしくなったのである。


使い方はいたって簡単。簡単過ぎてあっけないほどだ。蓋を空けて電池をセットする。蓋を閉めて終わり。あとはコンピュータ制御ですべて自動的に処理してくれる。

放電が必要な電池の場合は、@自動的に放電が開始される。適量まで放電が済むと、次にAソフト充電に入る。このモードは次の急速充電のための予備充電で、充電中の発熱を抑えるという。

そしてB急速充電モードに入る。ここで電池容量の90%が充電されるという。最後にC微流充電モードにより、満充電のための充電が行われる。

ここまでは全自動で、電池の種類、残量を自動判断して行ってくれる。ただし、複数充電するときは、同一サイズ、同一容量の電池という制限はある。充電時間は、市販の充電器とは比べ物にならないほど短い。

価格は高いが、液晶ディスプレイを見ているだけで楽しくなる、心憎い充電器です。

 

 

 

 


おすすめ指数 ★★★★