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タイヤモンキー(TRU-TENSION)



サイクルスポーツ2023年10月号で紹介された「タイヤモンキー」。なんだこれ?
見ただけでは何に使うのかわからなかったが、記事には超便利なタイヤレバーと紹介されている。

別にタイヤレバーで困っているわけではなかったけれど、こういうものは試してみないと、ということで購入。
タイヤレバーと言えば、3本1セットが常識だが、これは異様な形をしたたった1本のレバーだ。
まずはその使い方を知るところからお勉強だ。


サイクルスポーツ 2023年10月号より


 

 


その前に、現在手持ちのタイヤレバーを集めてみた。
人によってそれぞれ持っているタイヤレバーも違うと思うが、私は現在3種類。

左から、ミシュラン、BBB、そしてダイソーだ。どれも皆特に困っていることなく使っている。
この3つと比べると、タイヤモンキーはやはり独特だ。


この際重量を測ってみよう。
いままでタイヤレバーの重さなど気にしたことがなかったのでいい機会だ。

結果、なんと一番軽いのがタイヤモンキーの21gだ。1本だけなので当然軽いのかもしれない。
まあ、わずか数gの違いなので、一番使い勝手のいいタイヤレバーを使ったほうがいいだろう。


説明書を読んで、さっそく試してみる。
そもそも私の使用しているホイールは、タイヤの取り外しにはそれほど困っていない。

従来のタイヤレバーが2本あれば、難無く外すことも嵌めることもできる。
なので、あまり参考にならないかもしれないが、説明書通りにやってみた。

外す時は、一か所のビードを持ち上げて、あとはリムの外周に沿ってスライドさせていく。
嵌める時は、別のフックを使って同じように外周に沿ってスライドさせていく。

要するにタイヤレバーをぐるっと一回転させて使うという仕組みだ。なーるほど。
車やバイクのタイヤを交換する時も、専用のこうした機械がある。それと同じだ。


購入後、まだパンクで使用したことがない。家でのタイヤ交換に使っただけだ。
確かに楽だ。従来のタイヤレバーを使うより、力もいらないし、指を痛めることもない。

先日のツーリング、条件ピッタリのパンクが発生した。
このホイール、メチャクチャタイヤの取り外しがきついホイールだ。

タイヤとリムの組み合わせによっては、緩かったり、ちょうどよかったり、きつかったりと色々だ。
それにしてもこのホイールは、自分も見たことがないぐらいきつい。

大ベテランが二人がかりでやっと外せるといったレベル。
そこで「タイヤモンキー」を披露したかったのだが・・・

まだ全然使っていないので、工具袋の中に入れてくるのを忘れてしまった・・・残念。
こういうトラブルもあるので、今後はタイヤモンキーを常備しておこう、と思った次第。
きついホイールを使っている方、一度試してみる価値がありそうな「タイヤモンキー」でした。

(なんでホイールを外さないでパンク修理しているかって? シクロランドナー乗りのノウハウです)

(購入 2023年8月)


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