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1986年8月13日(水)


今年も暑い暑い夏がやってきた。毎年恒例の、お盆休みのキャンピングがやってきた。
今年はちょっと行先を変えて、奥三河方面へ行ってみようということになった。
こんなエリアはほとんど行ったことがないので、どんな所なのか楽しみだ。

総勢4名だが、先行して2名が先に出発だ。後続2名は明日の夜に合流する。
初日は走り出すまでが大変だ。荷物のセッティングだけでかなり時間がかかる。

走りだせば、重いハンドリングの記憶が蘇ってくる。これだこれだ、この重さがたまらない!
動画もやっぱり音声があったほうが楽しいので、今回はサウンド8mmカメラの登場だ。

初日は4時間ほど走ってキャンプ地を探す。うまいことに研修センターの広場がキャンプに最適。
今夜はここに決定。誰にも邪魔されず、二人でキャンプ初日を満喫した。


1986年8月14日(木)


キャンプも初日を無事に終えれば調子が出てくる。
体もキャンプ仕様に慣れてきて、朝の忙しい作業もテキパキとこなす。

キャンプ生活は朝が大切だ。自分が積極的に動かないと時間ばかりが過ぎていく。
全てを片付け、荷物のセッティング。そして本日のコース決定。とにかくやることだらけだ。

真夏の太陽が照りつける。とにかく暑い。半袖・短パン。そして靴下もいらない。


ハンドリングに慣れてくれば、ダウンヒルを豪快に決められる。
フロントが重いと、コーナーリングが面白いようにクリアできる。
体重移動とブレーキング、そして正確なライン取りができれば本当に楽しい下りを楽しめる。

夜になって後続の2名が合流してきた。今夜は賑やかな夜になるぞ!
キャンプ場で賑やかな宴が始まった。仕入れてきたビールが次々減っていく。

たいした料理はできないけれど、肉や野菜を焼けば何でも最高にうまい。
やっぱり楽しいね! キャンプの夜は!


1986年8月15日(金)


キャンプ場の朝は気持ちがいい。恒例のラジオ体操で体をほぐす。
周りのキャンパー達も次々と行動を開始する。

さあ今日からは4人で走ることになる。
朝食を済ませて、車をデポしてスタートだ。

しかし、とにかく暑い。そして本日のコースも適当なので、どうも気合が入らない。
展望のいい地域ではないので、ここへ行きたい、という目標も特にない。


連日の暑さで、すでに体は日焼けで浅黒い。
日焼けはキャンピングの象徴とばかりに、日焼け止めなんて塗ることもない。

ダム脇で休憩。放水のしぶきがかかって、最高に気持ちがいい。
しばらくは立ち去れないほど快適だ。

午後3時になれば、今日の寝場所探しに頭がいっぱいだ。
どこかいいところがないかと、地元の人にアドバイスをもらう。


辿り着いたキャンプ場でさっそく夕食の準備だ。
コールマンのガソリンランタンが大活躍だ。やはり圧倒的な明るさで周囲を照らしてくれる。

スーパーでたっぷり仕入れた食材で、今夜は御馳走にありつく。
水場も近く、ベンチも揃っていて申し分なし。得意のカレーでお腹も満たされて大満足だ。


1986年8月16日(土)


静かな朝を迎えた。
連日の暑さ、そして飲みすぎ食べ過ぎでかなり疲れている。

それでも朝のラジオ体操は日課なので欠かせない。

今日も真夏の陽気だ。もう、すっかりこの暑さにも慣れてしまった。
昼食を食べるところがなく、仕方なく川原でカップラーメンでしのぐ。


突然のスコールに見舞われる。あまりの激しさに、雨具を着てシートで自転車を覆う。
小さなバス停の中に入って天気の回復を待つ。

今日はよく走った。そして今夜は最後のキャンプだ。
キャンプ場に着いて、さっそく宴の準備だ。

ビールのミニ樽を買ってきても、すぐになくなってしまう。とにかくこの暑さだ、ビールがうまい!
満腹で横になれば、もう至福のひと時。ああ、動けないほど苦しいけれど、幸せだ。


1986年8月17日(日)


最終日の朝。もう体も疲れ切っているが、皆で手際よく片付けないと時間ばかりが過ぎていく。
今日は少々山道へ入っていく。

こんな重装備でダートを走るべきではないが、たまには本格的な登りも味わいたい。
さすがにダートの登りはきつい。暑くてもうダウン寸前だ。

ちょっとしたピークで皆で記念撮影だ。
標高はたいしたことはないが、登りの達成感を味わった。


いよいよゴールに向けて町へ下る。街中に入れば、すぐにお店で水分補給だ。

無事にデポ地に戻ってきた。
短いキャンピングだったが、天気にも恵まれ、まずまずの走行距離だった。

2台の車に分乗し、ルーフキャリアに自転車を固定して帰路につく。
ルーフキャリアの自転車は、いつでも注目の的だ。走っていると多くの視線を浴びる。

無事に東京に戻ってきた。
とにかく暑かったけれど、今年も充実したキャンピングを楽しむことができた。

(1986/8/13〜17 走行)


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